【授業の目的】
医療現場で必要とされる専門用語を理解するとともに、海外からの患者にも対応した会話能力を養成する。 看護や医学に関連する専門領域の英米の教科書、雑誌等の講読を通して、看護実践や研究で必要な英語の基礎知識を身につけ、英文読解力を向上させる。
【授業の到達目標】
1) 看護・医学関連の英文雑誌、教科書等を、必要なときに抵抗なく読みこなすための基礎力を養う。 2) 臨床で必要とされる基本的な会話が抵抗なくできる。
【授業概要(キーワード)】
臨床看護英語、医学関連用語、臨床英会話
【科目の位置付け】
総合科目 国内外における社会と人々の生活に関心を持ち,変化に対応できる能力を身につける基礎となる.
【授業計画】
・授業の方法
1) 看護や医学に関わる英文資料をもとに、輪読を基本として内容を理解する。 2) 専用ソフトを利用した英会話表現や緊急時の用語を訓練する。
・日程
看護・医学関連用語学習(計5回) 状況別英会話表現学習(計5回) 状況別英会話演習(計5回)
【学習の方法】
・受講のあり方
担当講師の指示に従い、講義資料をもとに与えられた課題について充分に予習して講義に臨む必要がある。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前に配布される講義資料は、英語の辞書活用して英文和訳を試み内容を理解しておくことが求められる。資料の輪読に際して行われた解説等を参考に、内容が理解できていることを確認すること。また、自習により基本的な英文の構造を理解する。 会話表現については、講義の時間以外にも緊急時に会話表現がスムーズにでてくるように各自で声に出して練習する。
【成績の評価】
・基準
1) 医学・看護関連用語を知っている。 2) 医学・看護関連英文を読みこなせる。 3) 臨床関連の英会話表現を知っており使いこなせる。
・方法
筆記試験で2回とも60点以上を合格とする。 総合評価は講義への参加状況、演習の取り組み状況を総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
教科書: Nursing English in Action, プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会編
【その他】
・学生へのメッセージ
少なくとも英和辞典をいつも身近に置き、億劫がらずによく辞書をひくこと。 辞書をひきながらでも、少しずつ英文を読もうとする日々の努力が、将来につながる。近い将来では、卒業研究や大学院において必ず役にたってくる。
・オフィス・アワー
随時
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