地学
 Geoscience
 担当教員:鵜沼英郎(UNUMA Hidero)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)物質化学工学分野
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:物質化学工学科, 機能高分子工学科, バイオ化学工学科  科目区分:教職免許状(高校一種理科)関係科目 
【授業の目的】
宇宙・地球の生い立ちと元素、鉱産・生物資源と産業の関わりなど、「物質」をキーワードに工学的な視点で地学を学ぶ。また、現在のGPS機器の発展など、宇宙の平和利用が身の回りの生活にどう関わっているかなどについて学ぶ。工業的・資源的視点から地球の生い立ちや地学的な事物・現象について理解を深め、人類の産業活動が地球環境へ及ぼす影響について適切な配慮ができるようにする。

【授業の到達目標】
下記の項目を理解し、深く考える力を養う。
・宇宙の中の地球の位置づけ ・地球の構造と地球を構成する物質 ・人類の産業活動と資源/環境の関わり

【授業概要(キーワード)】
地学、地球、無機資源、有機資源、化学工業、地質、海洋、大気、宇宙

【科目の位置付け】
教職に関する科目である。

【授業計画】
・授業の方法
15回の講義日程中に14回の講義と演習・小テストを行なう。期末に定期試験を実施する。
・日程
授業計画は以下の通りである。
第1回:天体の誕生と発達
第2回:太陽系の形成
第3回:地球の歴史、冥王時代
第4回:太古累代
第5回:原生累代
第6回:顕生累代(古生代)
第7回:顕生累代(中生代)
第8回:顕生累代(新生代)
第9回:プレートテクトニクスとプルームテクトニクス
第10回:地震波
第11回:大気と水の循環
第12回:気象
第13回:資源
第14回:宇宙開発と平和利用
第15回:期末試験と解説

【学習の方法】
・受講のあり方
教員免許を志す学生の授業なので、遅刻は欠席と同じに扱う。
・授業時間外学習へのアドバイス
前回の講義で課題を出された場合は取り組んでくること。。

【成績の評価】
・基準
演習・小テスト(40点)、定期試験(60点)の合計を100点として、60点以上を合格とする。
・方法
成績評価の必須条件として、出席2/3以上(遅刻は欠席と見なす)、演習・小テストおよび定期試験を必ず受験すること。

【テキスト・参考書】
(参考書)人類が知っていることすべての短い歴史(上・下)新潮文庫

【その他】
・オフィス・アワー
学科ホームページの「教員の所在とオフィスアワー」で確認すること。

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