応用生命システム工学実験Ⅰ
 Bio-Systems Engineering Laboratory I
 担当教員:応用生命システム工学科教員(Staffs in Department of Bio-systems Engineering)
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:実験
 開講対象:応用生命システム工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
工学の基礎となることがらを、電子回路を用いた実験を通じて学ぶ。
学生がみずから作製した電子回路の測定・解析を行うことにより、実験手法を学ぶとともに、実験の面白さを体得する。

【授業の到達目標】
実験に親しむ。計画的な測定と測定結果の検証ができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
実験

【科目の位置付け】
工学全般の基礎となる実験。

【授業計画】
・授業の方法
2~3名を1グループとして、4つのテーマについて実験を行う。各テーマごとに実験レポートを作成する。
・日程
0 オリエンテーション
1 ステップ応答と周波数応答
2 ダイオードとトランジスタ
3 差動増幅回路
4 ディジタル回路
具体的な日程はオリエンテーション時に配布する。

【学習の方法】
・受講のあり方
グループ内で全員が協力して実験する。実験と同時に測定値をグラフ用紙に描き、その結果を検証する。
・授業時間外学習へのアドバイス
実験内容について、あらかじめテキストをよく読んでおく。事前に理論値の計算を求めている場合は、必ず実行しておく。
3週で1つのテーマに取り組むが、測定結果は週ごとに整理し、翌週の実験に役立てる。

【成績の評価】
・基準
各テーマについて、実験の内容を正しく理解し、結果に対する考察がされていることを合格の基準とする。
・方法
達成度をレポートで評価する。レポート25点×4回の合計100点を満点として、60点以上で単位認定。ただし、無断欠席がないこと、全てのレポート課題を提出していること、の2つを必要条件とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:庄野和宏著, 高橋一清監修, 応用生命システム工学実験I, 非売品, 頒価1000円 (予定。オリエンテーション時に頒布)
参考書:配布資料およびテキスト中の参考文献を参照。

【その他】
・学生へのメッセージ
自分の手を動かして、実験を楽しんでほしい。
遅刻した者は原則として受講させない。やむを得ず欠席する場合には、事前に連絡すること。

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