光・電子材料工学実験Ⅰ
 Experiment on Optical and Electronic Materials Engineering I
 担当教員:機能高分子工学科担当教員
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実験
 開講対象:機能高分子工学科  科目区分:専門科目・必修(光・電子材料工学) 
【授業の目的】
実験を通して光学的・電気的機能を有する有機化合物、高分子化合物の構造と物性を学ぶ。
高分子を初めとする機能性材料の構造と物性の制御に必要な実験技術を、物性評価と構造解析を中心とした実験により修得する。

【授業の到達目標】
光機能や導電物性を有する有機・高分子材料に関わる技術者・研究者は、その物性と構造を解析する実験技術の修得が不可欠である。本実験では、物性測定と構造解析に関係した実験を通じて、機能性材料工学の基礎的な素養を修得することを目的とする。

【授業概要(キーワード)】
蛍光発光、赤外分光、導電性、熱物性

【科目の位置付け】
本実験を通して、専門科目で学ぶ知識を実験を通して深く理解し、分析・解析能力を高める。

【授業計画】
・授業の方法
実験を通して光学的・電気的機能を有する有機化合物、高分子化合物の構造解析や物性測定法を学ぶ。
・日程
授業の方法
初回に全体ガイダンスを行ない、本単位の目的および注意点等を説明したのち、
2回目以降から、5人程度のグループに分かれて、以下の実験テーマを行なう。

実験テーマ
1. 吸光・発光測定
2. 赤外分光
3. 高分子の導電性
4. 熱物性
[光・電子材料工学実験IIに続く]

具体的な授業日程、集合場所については、開講時のガイダンスに従うこと。

【学習の方法】
・受講のあり方
装置の扱い方,注意点を十分に把握して,実験を行うこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
あらかじめ実験テキストをよく読み、実験の目的、内容を十分に理解しておく。さらに、データ整理の仕方なども前もって把握しておくこと。
参考書を調べて十分な考察を行い、レポートを作成する。

【成績の評価】
・基準
すべての実験テーマと基礎講習に出席し、そのレポートをすべて提出すること。すべての実験テーマについて合格判定を得ることで、本実験の単位認定とする。
・方法
すべての実験テーマと基礎講習に出席した者に対し、実験態度、レポートを総合して評価する。

【テキスト・参考書】
専用の実験テキストを使用する。また、参考図書については、各テーマの担当教員およびTAに確認すること。

【その他】
・学生へのメッセージ
○最初に行うガイダンスに必ず出席すること。
○本実験は、光・電子材料工学実験IIと合わせて履修することを前提とする。
○本科目用の実験ノートを必ず用意すること。実験ノートの作成状況を時間中にチェックすることがある。
○テーマごとの指示に従い、白衣、実験用保護眼鏡、計算機、グラフ用紙を各自準備すること。
・オフィス・アワー
オフィスアワーについては、各テーマの担当教員に確認すること。

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