プログラミング演習Ⅲ(応用)
 Computer Programming III
 担当教員:湯浅哲也(YUASA Tetsuya)
 担当教員の所属:理工学研究科
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:応用生命システム工学科  科目区分:専門科目・選択 
【授業の目的】
プログラミング演習Ⅰ,Ⅱのアドバンストコースである.とくに、ポインタ変数について重点的に学ぶ.

【授業の到達目標】
プログラミング演習Ⅰ,Ⅱで学んだ知識をベースに実用的なプログラム作成法を習得することを目標とする.とくに、ポインタ変数についてのイメージを明確に持てるように心がけて学習する.

与えられた問題,課題を理解し,自力でプログラムが作成できるようになること.

【授業概要(キーワード)】
配列、ポインタ変数

【科目の位置付け】
プログラミング演習のアドバンストコースであり,卒業研究に必要なプログラム開発能力を養う.

【授業計画】
・授業の方法
授業は、講義および演習形式で行う.講義では課題の説明とそのアルゴリズム等を解説する.演習は8号館1階の計算機室で行う.
授業は、配布するプリントに沿って行う.
・日程
1.ガイダンス,C言語文法の復習(forループ、1次元配列)
2.C言語文法の復習(2次元配列)
3.C言語文法の復習(ファイル入出力)
4.演習
5.演習
6.ポインタ変数と1次元配列
7.演習
8.ポインタ変数の配列と2次元配列
9.演習
10.メモリ管理関数と構造体
11.演習
12.線形リストその1
13.演習
14.線形リストその2
15.演習

【学習の方法】
・受講のあり方
配布するプログラミングリストにおいて、計算機にどのようにメモリが格納されているのかに意識しながら、学ぶ.
・授業時間外学習へのアドバイス
プリントのプログラミングリストを理解せずに打ち込んで、コンパイルが通るか否かに一喜一憂するのは、全く意味がありません.リストをじっくり読んで、メモリ内で何が行われているかを紙に書いて理解するという作業に時間を費やすようにしてください.

【成績の評価】
・基準
60点以上を合格とする.
・方法
期末レポート

【テキスト・参考書】
プログラミング演習ⅠとⅡで使用したテキスト
課題プリントや参考となる資料を配布する.

【その他】
・学生へのメッセージ
履修者同士で相談しながら共同でプログラムを作成するのも,理解する上で大いに助けになると考えるが,最終的には自分でプログラムを作成しないと力はつかない.試行錯誤しながら苦労してプログラムを完成させたときにだけ,充実感が味わえるものである。
C言語の基礎知識が必須である.
プログラミング演習I,II、計算機基礎、計算機工学の講義を履修していることが望ましい.
・オフィス・アワー
金曜日16:00以降

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