生物化学演習
 Exercises in Biosciences and Biotechnology
 担当教員:バイオ化学工学科担当教員(Staffs in Department of Biochemical Engineering)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)バイオ化学工学分野
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:バイオ化学工学科  科目区分:専門科目・選択必修 
【授業の目的】
これまで学んだ細胞生物学I、細胞生物学II、生化学I、生化学IIについての演習課題・問題に取り組むことによって、対象分野に対する理解をより深めることを目的とする。これまでに学んだ生化学を含む生物科学系科目についての総復習を行なう。

【授業の到達目標】
各演習を通して、各科目内容について理解が不十分なところを克服し、各演習で合格点以上を達成することを目標とする。
細胞ならびに細胞小器官の機能と構造を説明できる。
生体内情報伝達に関わる細胞機能について説明できる。
糖、脂質、蛋白質、核酸など重要な生体分子について説明できる。
糖代謝、エネルギー生産、脂質代謝、窒素代謝の基本的な流れを説明できる。

【授業概要(キーワード)】
細胞生物学、生化学

【科目の位置付け】
この科目はバイオ化学工学科の学習・教育目標「(C) 問題解決能力の育成」に主に対応する。

【授業計画】
・授業の方法
各科目の演習はそれぞれの授業を担当する教員が行なう。
・日程
第1週.ガイダンス(1回)
第2週-第4週.細胞生物学I (3回)
第5週-第7週.細胞生物学II (3回)
第8週.細胞生物学のまとめ(1回)
第9週-第11週.生化学I (3回)
第12週-第14週.生化学II (3回)
第15週.生化学のまとめ(1回)
順番は変更することがあり、具体的な日程は開講時にお知らせします。

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回出題範囲について演習を行う。その後の解説を受講することで理解に勉める。
出題範囲について取りまとめ、代表者が発表する。
私語、飲食、携帯電話の使用等、他の迷惑となる行為を行なう者には受講を許可しないことがある。教科書や必要な参考書は持参すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
予定の演習分野について、その分野の教科書、講義ノート、プリント等を用いて予習しておくこと。
演習内容を復習することで理解が充分か再確認し、疑問点や不明点を調べることで理解を深める。

【成績の評価】
・基準
細胞生物学分野と生化学分野の演習でそれぞれ100点満点として評価する。
細胞生物学分野の基本的な事項について適切に説明できることを合格の基準とします。
生化学分野では重要な生体分子の構造式を書き、それに基づいて説明できることを合格の基準とします。
・方法
各演習での結果を基に評価する。各分野60点以上を合格とし、両方の分野で合格した場合に、バイオ演習の単位が認められる。

【テキスト・参考書】
演習分野の関連した科目の講義で使用したテキスト、プリント。
上記の各科目で指定した参考書。

【その他】
・学生へのメッセージ
自分の頭で考え、自分の頭で理解してください。不明点や疑問点は自分で調べ、教員に質問して必ず解決してください。細胞生物学I、細胞生物学II、生化学I、生化学IIを受講していることが望ましい。
・オフィス・アワー
黒谷玲子(水)16:00-17:00; 恒成 隆(月)16:00-17:00; 今野博行(水)16:00-17:00

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