機械システム設計及び製図Ⅰ
 Mechanical System Design and Drawing I
 担当教員:篠田昌久(SHINODA Masahisa)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)機械システム工学分野
 開講学年:3年、4年  開講学期:前期  単位数:3単位  開講形態:講義および実習
 開講対象:システム創成工学科(フレックスコース)  科目区分:専門科目・選択科目 
【授業の目的】
簡単な機械部品のスケッチ、設計、CAD製図を行う。スケッチを通して単に図面を描くだけでなく、機械をかたちづくる方法を学ぶ。また設計を通して簡単な機械部品の設計法を学ぶ。またCAD製図のスキルも学ぶ。「基礎製図」からつながる授業であり、「機械システム設計及び製図II」へつなぐ授業でもある。

【授業の到達目標】
(1)機械工学の基礎力を身に付けること。
(2)設計・開発および生産の知識や技術を学ぶこと。
(3)ものごとを計画的に成し遂げること。

【授業概要(キーワード)】
機械製図、設計法、製図法。

【科目の位置付け】
システム創成工学科の学習・教育目標のうち「B.専門分野の基礎力」を養成する科目である。

【授業計画】
・授業の方法
講義および実習(180分×15回程度)を行う。
各課題のはじめに講義を行い、その後、各自で実習(スケッチ、設計、CAD製図等)を行う。
・日程
第1回:授業の全体説明(授業概要、授業計画、成績評価の方法、テキスト等)および「課題1:スピンドルのスケッチ」説明、スケッチ
第2回:スケッチ
第3回:スケッチ
第4回:スケッチ、検図、提出
第5回:「課題2:CAD製図の基礎、スピンドルのCAD製図」説明、チュートリアル
第6回:チュートリアル
第7回:CAD製図
第8回:CAD製図、検図、提出
第9回:「課題3:フランジ継手の設計とCAD製図」説明、設計
第10回:設計
第11回:設計、チェック
第12回:CAD製図
第13回:CAD製図
第14回:CAD製図
第15回:CAD製図、検図、提出
※日程は変更になる場合がある。

【学習の方法】
・受講のあり方
基本的に毎回出席するようにしてください。
提出物は期限内に提出するようにしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
基礎製図で学んだことを確実に身に付けてきてください。
各課題を期限内に仕上げるため、必要に応じて時間外も活用してください。

【成績の評価】
・基準
3つの課題について提出された図面を評価する。
・方法
3つの課題について図面を提出してもらい、それらを総合的に評価して点数とする。合計100点とし、60点以上得点できることを合格の基準とする。課題が未提出の場合、単位を認定することはできません。

【テキスト・参考書】
[テキスト]「基礎製図」で用いたテキストを持参すること。
[参考書]必要に応じてプリント等を配布するので、特にありません。

【その他】
・学生へのメッセージ
機械は3次元(3D)です。立体を思い浮かべてスケッチ、設計、CAD製図を行ってください。
自分で考えにくいところは質問してください。
・オフィス・アワー
金曜日16:00-17:00、6-515研究室。

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