【授業の目的】
研究テーマを設定し、1年間を通じて研究を行う。 配属先研究室の専門分野に関連する研究テーマを設定し、卒業研究遂行のプロセスを通じて、創造力、構想・着想力、問題発見・解決能力を身につける。さらに、論理的な思考力・記述力、発表・討議能力、コミュニケーション基礎力を身につけ、自主的かつ計画的に行動できる能力を養う。
【授業の到達目標】
1)課題テーマに関する調査報告のまとめや発表などのプレゼンテーション能力を修得している 2)ソフトウエアを使用して、レポートや報告書を作成できる 3)研究テーマの設定と研究遂行に関して、自主的かつ計画的に行動できるようになる 4)論理的な思考力・記述力、発表・討議能力、コミュニケーション基礎力を身につけている 5)教員等からの助言を取り入れて、学生自身の研究課題を論文にまとめることができる 6)自分の研究や考えについて、多くの人の前でプレゼンテーションをすることができる 7)発表のためのスライドなどを用意し、それを使って効率よく発表内容を説明できる 8)質問者に対して適切な回答を行うことができる 9)発表に対して質問やコメントを行い、自分の考えを要領よく伝えることができる
【科目の位置付け】
学科の学習・教育目標の(D)(デザイン能力)と(F)(業務遂行能力)に対応し、(F)に重点がある。
【授業計画】
・授業の方法
原則として一人の指導教員のもとで、卒業研究配属研究室毎に行う。
・日程
・研究室配属(3年次の後期初め、プログラミング演習IVでの配属と同じ) ・卒業研究テーマの設定、関連基礎知識の修得、関連研究の調査(4-9月) ・卒業研究の推進、実験結果の考察、研究成果のまとめ(10-1月) ・卒業研究論文作成、発表要旨・図表類の作成、卒業研究発表、卒業研究論文提出(2月)
【学習の方法】
・受講のあり方
配属研究室の計画に従い,指導教員や研究室のメンバーとコミュニケーションを十分にとって進める。
・授業時間外学習へのアドバイス
教材や技術資料を入手して,必要な知識やスキルに関する学習を自主的に進める。研究室での調査,実験,開発に関して事前に行動計画をたて,経過・結果,指導された内容などについてノートにまとめておく。配属研究室の方針がある場合は,それに従う。
【成績の評価】
・基準
授業の目標・ねらいに記載されている内容の達成度を以下の基準で評価する。 卒業研究として具体的に行ってきた内容の評価(指導教員による評価、60点)、卒研内容およびプレゼンテーション能力(研究発表会参加教員による平均点、40点)を総合して評価した点数が60点以上、かつ「成績評価の方法(方法)」欄記載の要件を満たした場合を合格とする。
・方法
卒業研究発表および卒業研究論文作成まで行うことが成績評価の前提である。
【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究は4年間の学習成果を集大成して行うものである。積極的に取り組み、実のある成果を上げるよう心がけよう。 研究は指導教員のアドバイスに従い、年間を通して計画的に行うこと。また、関連基礎知識の修得、関連研究の調査等に主体的に取り組み、決して指示待ち人間にならないこと。
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