【授業の目的】
エンジニアとしての総合力を身に付ける.
【授業の到達目標】
1.計画を立てて自発的・継続的に学習し,グループでの議論を通して研究を遂行できること(学習・教育目標C),2.創造力を養い,自主的行動力およびコミュニケーション能力を身に付けること(学習・教育目標E),3.研究の背景や目的を的確に理解すること(学習・教育目標A・B),4.実験・解析結果から新しい知見を見出し,正しい論理構成と専門知識を用いて卒業論文を作成すること(学習・教育目標B)
【授業概要(キーワード)】
各分野に関する実験・解析・シミュレーション,得られた結果の解析・考察,実験計画
【科目の位置付け】
本科目はシステム創成工学科の学習・教育目標A工学の基礎力,B専門分野の基礎力,C自己研鑽能力・継続的学習能力,Eグループ活動能力とコミュニケーション能力を養成する選択必修科目である.
【授業計画】
・授業の方法
卒業研究着手者は各研究室に配属され,教員の指導を受けながら実験的研究・理論的研究・数値解析的研究・システム等の開発研究等に取組み,その成果を発表するとともに卒業論文にまとめる.
・日程
各研究室の教育スケジュールに従って卒業研究の課題に取組む.中間発表を行った後,本発表を行う.これらの発表会においては質疑討論が行われる.
【学習の方法】
・受講のあり方
卒業研究は教えてもらったことを覚えたり正解がある課題に取組んだりする学習とは異なり,課題をしっかり認識した上でその解決に向けた行動を自ら起こさなければならない.計画・実行・まとめる力を身に付ける.
・授業時間外学習へのアドバイス
卒業研究の課題の多くは各研究室で取組む.研究の進捗状況に留意しながら研究のスケジュールを立てる.
【成績の評価】
・基準
1年間の取組みを総合的に点検するとともに,科目の位置付け欄に記載してある学習・教育目標に基づいて成績を評価する.100点を満点とし,60点以上を合格とする.
・方法
中間・本発表会でのプレゼンテーション・質疑応答,および本発表用に作成する前刷の内容で成績を評価する.
【テキスト・参考書】
必要に応じて各指導教員から指示がある.
【その他】
・学生へのメッセージ
最先端の理論や技術に触れたり,大学と社会との関わりを学ぶ絶好の機会である.受身にならず積極的に行動し,自分のアイデアを表明すること.
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