基礎物理2
 Basic Physics2
 担当教員:石井 修(ISHII Osamu)
 担当教員の所属:工学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:工学部昼間コース全学科  科目区分:補習授業 
【授業の目的】
高等学校「物理II」の内容の習熟に主眼を置き,電気と磁気の基本的テーマについて理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
(1)電場の概念を理解し、電場ではたらく力、電位について説明し、計算ができる。
(2)電流の概念を理解し、オームの法則・ジュール熱の計算ができる。
(3)直流回路における現象を理解し、キルヒホッフの法則を説明し、計算できる。
(4)磁気と磁場の概念を理解し、電流が作る磁場・平行電流が及ぼす力を理解できる。

【授業概要(キーワード)】
○静電気力 ○電場 ○電位 ○電流 ○オームの法則 ○ジュール熱 ○直流回路 ○キルヒホッフの法則 ○磁場
○電流と磁気 ○ローレンツ力

【科目の位置付け】
基盤教育の数理系科目の履修や専門基礎科目の履修に必須な物理基礎を確実に習得するための補習教育である。

【授業計画】
・授業の方法
90分の講義であるが、適宜演習を行う。
・日程
第1~2週………静電気力,電場,電位
第3~4週………電位,コンデンサー
第5~6週………電流,オームの法則,ジュール熱
第7週………直流回路,キルヒホッフの法則
第8週………中間試験とまとめ
第9~10週……磁場,電流が作る磁場
第11~12週…ローレンツ力,ホール効果
第13~14週…電磁誘導,コイル
第15週…………期末試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
ノートをよく取ること。わからないところはそのままにせず,必ず質問をすること。演習は理解を深めるのに有効なので、必ず取り組むこと。配布物は配布時に在室していなければ後で再配布しない。
・授業時間外学習へのアドバイス
具体的な現象を考えながら講義内容に取り組むこと。また,講義の内容を、具体的な課題例で理解すること。ノートや演習を使って、復習をすること。

【成績の評価】
・基準
演習課題への取組み内容を重視(40点)し、試験(60点)との合計で、60点以上を合格とする。
・方法
演習課題提出(解答内容)状況
筆記試験

【テキスト・参考書】
テキスト:プリントを配布する。
参考書:「チャート式シリーズ:物理基礎・物理」(都築嘉弘著)(数研出版)(¥2180)

【その他】
・学生へのメッセージ
各学科で受講を勧められた学生は必ず単位取得まで取り組んでほしい。予備知識を必要としない講義をするので、気楽に受講してほしい。
・オフィス・アワー
授業前後に非常勤講師控室に居る。

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