機能性材料の化学(化学)
 Chemistry on Functional Materials
 担当教員:多賀谷英幸(TAGAYA Hideyuki)、増原陽人(MASUHARA Akito)

 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:システム創成工学科  科目区分:基盤教育科目・選択 
【授業の目的】
多様な機能性材料が生活の豊かさに貢献している。機能性材料の設計と合成、その評価と特性について理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
機能性材料の種類や特徴について理解し、その合成法や特性の評価法を身に付け、新たな機能性材料の設計・合成について、手法等の方向性が示せるようになることを到達目標とする。

【授業概要(キーワード)】
多孔質材料、電子材料、光学材料、触媒

【科目の位置付け】
教養科目

【授業計画】
・授業の方法
90分の講義時間で講義とそのまとめの小演習を行う。次回の講義の重要な項目は、レポート予習課題とする。
・日程
以下の各項目について、1から4回の講義を行う
1.授業のあらまし
2.機能性材料とは
3.機能性材料の合成・創製法
4.機能性材料の特性評価
5.機能性材料の応用
6.まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
私語は厳禁とし、そのほか、他の受講生の迷惑となる行為を行った場合は、退室していただき、欠席扱いとする。
・授業時間外学習へのアドバイス
重要な項目については、予習のレポートを課すので、あらかじめ内容を把握した上で講義に臨むこと。

【成績の評価】
・基準
80点以上:機能性材料の特徴や合成・評価法を応用面まで含めて理解・把握している。
70~79点:機能性材料の特徴や合成法・応用を理解・把握している。
60~69点:機能性材料の特徴や合成法を理解・把握している。
・方法
予習のレポートと講義ごとの演習等の評価を総合する。

【テキスト・参考書】
必要に応じてプリント等を配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
最先端の機能性材料では、ナノレベルでの材料設計が不可欠になっています。必要とされる”機能性”とナノレベルでの構造との関係をイメージできるようにしましょう。
・オフィス・アワー
多賀谷:毎週金曜日16時から17時

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