【授業の目的】
再履修クラスである。英語Rまたは英語Cの単位を充当することができる。TOEFL入門書を使って、大学での学習や研究において必要とされる英語の基礎力を養成する。TOEICはビジネスコミュニケーション重視であるのに対し、TOEFLは北米の大学で学ぶことのできる英語力を図るテストであるので、少々アカデミックな内容になっている。Voice of America (VOA)を素材にして、四技能を伸ばす。
【授業の到達目標】
社会、文化、生活について一般的な語彙で書かれた英文を読んで理解できる。基本的 な語彙や言い回しで、ある程度まとまった意見を交換したり、書いたりできる。身近な話題であれば、あまり困難なく表現でき、短いやり取りを行うことができる。
【授業概要(キーワード)】
英語の基礎力を養成 四技能を伸ばす アカデミックな内容 Voice of America
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(補充のクラス)
【授業計画】
・授業の方法
Readingは和訳担当者を決めて和訳を発表してもらう。和訳は紙に書いてくること。発表者はゆっくりと大きな声で、教室全体に声が届くよう気を配ろう。英文を声に出して読んた後に和訳をする。担当者以外の学生を指名して答えてもらうこともある。
・日程
第1回 オリエンテーション 第2回~第13回 Unit 1-7 (1Unit / 2回の授業) 第14回 期末試験 > 答案の交換 + 解答・解説と採点 > 答案回収 第15回 追試 (追試対象者がいなければ、答案の返却など。
【学習の方法】
・受講のあり方
リーディングの問題にあらかじめ取り組んでくる。授業で単語の意味や語法などをノートに書き込んでいく。ペアワーク、グループワークで本文の音読をしたり、自分の考えを英語で発表したりする。
・授業時間外学習へのアドバイス
英語に自信のない学生は、アルクネットアカデミーの英語入門コースに取り組もう。復習に授業で読んだ個所の内容を思い起こしながら、暗唱するくらい音読をする。本文中の語彙、語法の書き取りをする。自分の考えを英作文する時は、『効果的な英語コミュニケーション技法』を参照しよう。音読のコツは『音読MAX』を参考にしてください。
【成績の評価】
・基準
小テスト:解説をメモしているか、取り組み方がしっかりしているか 和訳担当:単語の意味調べをやり、文法事項を押さえて丁寧に訳せているか ペア・グループワーク:自分の考えを述べたり、音読したりなどに積極的・能動的に参加しているか 試験:本文に出てきた基礎的な語彙を身につけたか、内容をしっかり理解できているか、文法事項を身につけているか
・方法
試験50%+授業参加(小テスト・課題提出・和訳発表などを含む)50%=100% 100点満点中60点以上が合格
【テキスト・参考書】
テキスト TOEFL iBT BASICS TOEFL iBTテストスキル入門~VOAで学ぶ四技能のストラテジー~ 津田晶子・Chris Valvona・金志佳代子・岩本弓子 著 南雲堂 (2015) 2,052円(税込み)ISBN978-4-523-17786-9 C0082
参考書 効果的な英語コミュニケーションの技法 (2012) 南雲堂 1,800円+税 金徳多恵子著 ISBN978-4-523-26510-8 音読MAX (2012) 南雲堂 1,400円+税 黒川裕一著 ISBN978-4-523-26512-2
【その他】
・学生へのメッセージ
教養英語は、開講時数の3分の2以上の授業への出席が義務づけられているので、6回目の欠席で除名になる。授業参加も評価の対象なので、遅刻、無断欠席で、小テストなどに参加しなければ減点する。やむをえない事情で欠席する場合は配慮するので、必ず連絡すること。遅刻した場合も一言断ってください。(連絡がなければ欠席扱い)追試を行うので、試験終了後に課題を与えるなどの救済措置はない。
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