森林科学概論
 Introduction to Forest Science
 担当教員:森林科学コース担当教員

 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:農学部食料生命環境学科  科目区分:専門基礎科目(必修) 
【授業の目的】
森林にかかわる環境・資源・社会の総合的で基礎的な知識を習得し、その可能性と解決すべき問題を把握する。自然科学および社会科学のアプローチに基づき、グローバルかつローカルな視点から、森林・林業・山村問題に関する知識を深める。

【授業の到達目標】
(1)森林が有する資源および環境としての機能を概括して説明できるようになる。
(2)森林コースを希望するものは、講義を通じて、配属後に探求すべき具体的な研究課題をみつけてほしい。

【授業概要(キーワード)】
森林保全管理学、森林資源利用学、林政学、森林影響学、森林資源計画学、森林文化論、森林生態学、樹木生理学、流域保全学

【科目の位置付け】
森林にかかわる諸分野を網羅して総合的に学ぶ導入部である。農学部学生の共通知識として等しく共有すべき基礎知識を学ぶ。

【授業計画】
・授業の方法
概論全体を、上記のキーワードで挙げた8つの分野がオムニバス方式で講義をおこなう。
・日程
・森林保全管理学分野(2回)
・森林資源利用学分野(2回)
・林政学分野(2回)
・森林影響学分野(2回)
・森林資源計画学分野(1回)
・森林文化論分野(1回)
・森林生態学分野(2回)
・流域保全学分野(1回)
※ 分野は変更となる可能性があります。

【学習の方法】
・受講のあり方
広範囲な内容を受講することになるが、偏りなく出席し受講して、分野相互のつながりを常に意識すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
日常的に森林に関する環境、資源、社会問題の新聞紙面やニュースに注目すること。講義でとったノートや配付資料を見直すこと。

【成績の評価】
・基準
計2回実施する試験の成績。
・方法
上記の基準に基づき総合的に判定する。

【テキスト・参考書】
講義中に適宜紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
森林科学コースがおこなう教育・研究の具体的な専門分野については学生便覧を参照すること。各分野の講義をよく理解するともに、それぞれが互いに結び付いていることを意識して受講してほしい。

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