食と栄養
 Food and nutrient (Mankind)
 担当教員:三原 法子(MIHARA Noriko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義・演習
 開講対象:農学部食料生命環境学科  科目区分:専門基礎科目(選択科目) 
【授業の目的】
この授業では、地産地消を活用できる日本食とその適切な摂取法を具体的に学ぶ。さらに、食物の成長や人間が生きていくために必要な水分の摂取法を科学的に学ぶ。

【授業の到達目標】
適切な栄養摂取を食品に置き換えて「食事」として考えられるようになる。適切な水分補給と食事摂取法を知り、生活に応用できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
水分、栄養、地産地消、食物

【科目の位置付け】
この授業は、人間が生きていくために必要とする水分と栄養素の正しい摂取法の根拠を知ることで、6次産業化へのヒントを探るものである。

【授業計画】
・授業の方法
主は講義形式であるが、演習や試飲、質疑応答により、日常での食に関する疑問や間違った知識を変更させる。
・日程
1.オリエンテーション
2.地産地消と日本食の利点
3.食物と6次産業
4.朝食の必要性 
5.バランスの取れた食事と コンビでの食品の選び方
6.一日の必要エネルギー量や水分量は、どのように計算されているのか(演習含)
7.食物と水分摂取
8.体内における水と塩分の関係①                     
9.体内における水と塩分の関係②                    
10.体内における水とブドウ糖の関係
11.体内における適切な水分摂取法(脱水補正)・・試飲
12.牛乳の”うそ”と”ほんと”
13.血糖値を上げないための食物の選択法
14.テスト
15.疑問への質疑応答

【学習の方法】
・受講のあり方
・パワーーポイントで示される講義内容の要点をノートに筆記し、内容の読解の仕 方を習得するように努める。
・生きるための「食」にスポットを置き、その影響を理解し、考える力を身につける授業であるため、日常生活での疑問点をもつ。
・授業時間外学習へのアドバイス
・新聞やニュース等を読み、読解力をつけておくこと。
・「食」が精神面や行動に影響すること等の情報を調べてみる。

【成績の評価】
・基準
・水分を適切に摂取するための生体内の動き、バランスの良い栄養とは、何なのか等を具体的に知る。
・食物の旬と栄養素を結び付ける。
・その知識を日常生活で活用する。以上の3点を満たした場合、合格点とする。
・方法
出席状況(10%)、授業態度・意欲(30%)、質疑応答等(10%)、テスト(50%)の100点で評価する。

【テキスト・参考書】
随時、必要な場合に配布する。または、webclassからダウンロードする。

【その他】
・学生へのメッセージ
電卓持参のこと。

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