食料生命環境学実験実習
 Fundamental Experimernts for Food Life and Environment
 担当教員:学科長ほか多数
 担当教員の所属:農学部
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実験・実習
 開講対象:食料生命環境学科  科目区分:学科共通科目・必修科目 
【授業の目的】
食料、生命、環境に関する問題解決のための基礎内容・技術について、幅広く体験させることで、今後、専門課程で深く学ぶコースや分野だけでなく関連コースや興味あるコースについても、体験して総合的に理解する。
農学が対応しなければならない幅広い内容を総合的に理解する目的で、実験・実習メニューを食料系(安全農産物生産学コース、食農環境マネージメントコース)、生命系(食品応用生命科学コース、植物機能開発学コース)、環境系(森林科学コース、水土環境科学コース)の3区分の内容で開講するが、自分自身の所属する系が開講するメニューと、他の2つの系が開講するメニューのうち一つを選択して履修し、フィールドあるいは室内における基礎的な実験・実習を体験する。

【授業の到達目標】
専門課程でこれから深く学ぶコースだけでなく関連コースや興味あるコースの、学問内容の基礎を体験して理解する。

【授業概要(キーワード)】
食料、生命、環境、体験による認識

【科目の位置付け】
学科共通科目

【授業計画】
・授業の方法
偶数回は自分自身が所属するコースが開講する系の実験実習を、奇数回は他コースが連携して開講している実験実習メニューを履修する。ただし、他系のメニューを選択した後は変更できない。
・日程
食料系(安全農産物生産学コース、食農環境マネジメント学コース)
1.ガイダンス(全コース共通) 2.救急救命の安全教育(AED講習含む)3.田植え4.田植え 5.果樹の管理 6.果樹の管理 7.雑草防除と農業機械の取り扱い 8.雑草防除と農業機械の取り扱い 9.植物病虫害調査 10.植物病虫害調査 11.鶏の解体 12.鶏の解体 13.人の意識を測る 14.人の意識を測る 15.授業のまとめ

生命系(食品応用生命科学コース、植物機能開発学コース)
1.ガイダンス(全コース共通 2.救急救命の安全教育(AED講習含む) 3.実験用ガラス器具を作る 4.実験用ガラス器具を作る 5.微生物や実験動物、細胞の取り扱いについて学ぶ 6.微生物や実験動物、細胞の取り扱いについて学ぶ 7.緩衝液の作成と緩衝作用を観察する 8.緩衝液の作成と緩衝作用を観察する 9.中和滴定を学ぶ 10.中和滴定を学ぶ 11.目的物質の抽出・分離操作を学ぶ12.目的物質の抽出・分離操作を学ぶ 13.分子生物学実験の基礎的操作を学ぶ 14.分子生物学実験の基礎的操作を学ぶ 15.授業のまとめ

環境系(森林科学コース、水土環境科学コース)
1.ガイダンス 2.土の機能を調べる 3.救急救命の安全教育(AED講習含む) 4.土の機能を調べる 5.水利施設見学 6.水利施設見学 7.森林を歩く 8.森林を歩く 9.野外活動の基礎知識 10.野外活動の基礎知識 11.コア抜き年輪読み・森林管理の実際 12.コア抜き年輪読み・森林管理の実際 13.コア抜き年輪読み・森林管理の実際 14.コア抜き年輪読み・森林管理の実際 15.授業のまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
すべて出席を原則とする。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎時間後に必ず復習すること。

【成績の評価】
・基準
実習態度、レポートにより総合的に評価する.
・方法
全ての実習に参加し、レポート提出の場合には80点とし、実習態度、レポートの内容で加点あるいは減点する。60点以上で合格とする。

【テキスト・参考書】
特に定めない。

【その他】
・学生へのメッセージ
他コースの実験・実習でも積極的に参加すること。
服装などの指定があるかもしれないので、各自準備すること。

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