【授業の目的】
英語で書かれた科学論文、新聞記事、書籍等を読んで正しく理解するための演習です。 専門分野に関する英語で書かれた重要な情報を収集し、理解し、さらに発信する能力は、農学分野でも極めて重要です。本演習は、英語で書かれた科学論文や記事、書籍等に慣れ、読解力のレベルアップを図ることをねらいとしています。合わせて、英文の読解に必要な基本的な文法について復習するとともに、読解に必要な専門用語についても学習します。
【授業の到達目標】
本演習は、後期に開講される「英書講読演習Ⅱ」と合わせて、演習Ⅰは「基礎」、演習Ⅱは「応用」と位置付けています。演習Ⅰの到達目標は、英語の読解力のレベルアップを目指しながら、文章の意味を正しく、正確に理解できるようになることです。それに加えて、農学に必要な基本的な専門用語(英語)を習得することを目標にします。
【授業概要(キーワード)】
英語、科学論文、科学記事、読解力、専門用語
【科目の位置付け】
コース必修科目
【授業計画】
・授業の方法
履修班は2班に分かれて、2人の担当教員からそれぞれ7回ずつ、演習指導を受けます。
・日程
初回にガイダンスと班編成を行います。具体的な演習方法(教材、予習項目等)と日程についても初回に説明します。
【学習の方法】
・受講のあり方
発表あるいは質問の際は、グループの全員に対して大きな声でわかりやすく発言すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
必ず予習してくること。具体的な予習内容は初回に、教員ごとに説明します。 なお、演習中に指摘された重要項目については進んで復習もすること。
【成績の評価】
・基準
英語の科学論文、新聞記事、書籍等を読んで、その内容が正確に理解できるようになることを評価の基準とします。
・方法
レポートや小テストを含めた履修態度(50%)、発表内容(50%)を合計し、2人の担当教員の平均点をもって成績とします。
【テキスト・参考書】
具体的な演習内容と教材については初回のガイダンス時に担当教員より説明します。
【その他】
・学生へのメッセージ
農学部には留学生も学んでいます。英語で留学生とコミュニケーションができるためにも英語に慣れ親しむことを希望します。 英語は本質的に難しいものではなく、その実力は基本的に勉学に費やした時間に依存します。本科目を通じて英語の基礎力と実践力を積極的に身につけるよう希望します。
・オフィス・アワー
安全農産物生産学コース教員のオフィスアワーを参照のこと。
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