ポストハーベスト学
 Postharvest Science
 担当教員:片平 光彦(KATAHIRA Mitsuhiko)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科安全農産物生産学コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:安全農産物生産学コース  科目区分:コース選択科目 
【授業の目的】
農産物の収穫以後の過程(調製、貯蔵、流通など)の理解に必要な理論と応用について、特に冷凍と乾燥、選別を中心として学習し、また、これらの実用例を紹介する。

【授業の到達目標】
品質保持のための基礎要件と具体的な方法について知識を深めることができる。

【授業概要(キーワード)】
ポストハーベスト、農産物の冷凍と乾燥

【科目の位置付け】
安全農産物生産学コースで生産後のポストハーベストを包括的に取り扱う科目です。

【授業計画】
・授業の方法
配付資料を中心に講義をすすめる。
・日程
1. 農産物プロセス工学概論
2. 熱力学の第一法則
3. 熱力学の第二法則
4. 冷凍
5. 湿り空気線図の読み方
6. 湿り空気線図の使い方
7. まとめと中間試験
8. 穀物乾燥機
9. 穀物調製機
10. 穀類乾燥調製施設
11. 農産物の調製 (1)農産物の選別
12. (2) 選別手法と機械
13. (3) 農産物の冷凍と解凍
14. (4) 農産物の乾燥と伝熱
15. まとめと期末試験

【学習の方法】
・受講のあり方
パワーポイントで示される講義内容を筆記して内容の理解につとめる。
・授業時間外学習へのアドバイス
講義をしっかり聴いていれば予習の必要はない。
復習をして毎回の内容を理解しておくこと。

【成績の評価】
・基準
冷凍や乾燥に関する機械の名称と内容が理解できるようになること。
・方法
中間試験と期末試験:50%
履修態度:50%

【テキスト・参考書】
毎回配付

【その他】
・学生へのメッセージ
収穫後の調製作業は食品の安定した流通につながります。
・オフィス・アワー
随時

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