環境保全型栽培土壌学
 Environment Consevation Edaphology
 担当教員:角田 憲一(KAKUDA Ken-ichi)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科安全農産物生産学コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:安全農産物生産学コース  科目区分:コース選択 
【授業の目的】
耕地土壌管理の化学的・生物的・物理的アプローチによる診断および対策を理解すること。

【授業の到達目標】
1.土づくりに関する高度な知識と技術を身につけ、土壌診断と対策を実践できるようにすること。
2.土壌医検定2級(日本土壌協会)に合格できる程度の実力を身につけること。

【授業概要(キーワード)】
土壌、栽培、施肥管理、改良資材

【科目の位置付け】
本科目は土壌、栽培、作物に関する基礎知識を前提にした応用科目である。

【授業計画】
・授業の方法
学生による発表・討論を通じて理解を深める。
・日程
(1)作物生育と化学性・物理性・生物性の診断
(2)診断の結果と対策
(3)肥料・土壌改良資材
(4)堆肥の種類と特色
(5)主要作物の生育特性と施肥管理
(6)土壌診断の進め方
各内容について数回の授業を予定している。

【学習の方法】
・受講のあり方
発表者は各回の内容をパワーポイントにまとめて発表する。
その他の学生は、質問や学生間での討論を通じて理解を深める。
WebClassを利用して授業を進める予定である。
・授業時間外学習へのアドバイス
各回に指定された教科書(土壌医検定2級)の範囲をあらかじめ予習しておくこと。
なお、授業に先立ち勉強会を実施している。
さらに理解を深めたいと考えているなら、この勉強会にも参加してほしい。

【成績の評価】
・基準
土壌の診断と対策を適切に行うための専門的知識を身につけているか。
・方法
中間ならびに期末試験の平均点が60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
土壌診断と作物生育改善 土壌医検定2級対応 一般財団法人日本土壌協会 曙光印刷

【その他】
・学生へのメッセージ
本授業は日本土壌協会が認定する土壌医2級に対応した内容となっている。過去3年では、本授業受講者から9名が2級に合格している。土壌の診断と管理方法を理解した上で、土壌医検定2級の取得を目指してほしい。
・オフィス・アワー
研究室:金曜日16:00-17:30
連絡先:kkakuda@tr.yamagata-u.ac.jp

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