【授業の目的】
食料・農業・環境の実態についてフィールドを通して理解し、多面的に考察する能力を得ることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)農業・農村の実態を理解し、説明できる。【知識・理解】 2)GIS(地理情報システム)を利用して、データ処理することができる。【技能】 3)農業・農村の実態について、地域の人と討議することができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
フィールドワーク、GIS、ミニ卒論作成
【科目の位置付け】
この授業は、食料・農業・環境の実態についてフィールドを通して理解し、持続可能な農業経営の発展や地域活性化方策についての基本的な概念や原理を体系的に理解する力を身につけるものである(農学部食農環境マネジメント学コースのディプロマポリシー)。
【授業計画】
・授業の方法
①食料・農業・地域環境の現場を知る、②論文作成に必要な調査手法・データ処理の方法を学ぶ、③地域課題をテーマにグループに分かれてミニ卒論を作成する、という3つの内容を織り交ぜながら、コース教員が分担で担当する。
・日程
1.ガイダンス 2.鶴岡の歴史・文化を知る① 3.研究の始め方 4.地域の新規的な取組を知る① 5.GIS演習① 6.鶴岡の歴史・文化を知る②農産物販売の現場を知る 7.GIS演習② 8.実習対象地域のポテンシャル見学調査① 9.GIS演習③ 10.実習対象地域のポテンシャル見学調査② 11.農林水産業の政策現場を知る 12.3グループに分かれ調査計画の作成 13.農畜産業の生産・流通の現場を知る 14.グループごとに調査実習 15.地域の新規的な取組を知る②
【学習の方法】
・受講のあり方
食料問題、農業問題、環境問題に興味を持ち、疑問を持って受講すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
各教員の指示に従う。 興味を持った事項については関連図書等で調べること。調べてもわからない場合には質問すること。
【成績の評価】
・基準
1)農業・農村の実態を理解し、説明できることを合格の基準とする。 2)GISを利用して、データ処理できることを合格の基準とする。 3)農業・農村の実態について、地域の人と討議することができることを合格の基準とする。
・方法
各教員が課題に対する取り組み状況を基に総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
特に指定しない。各教員が資料をもとに行う。 各教員がその都度紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
我々が生きていく上で欠くことのできない食料、それを生産する農業、そして農業と密接に関係する環境。それらは何もせずに“ある”ものではない。それらを維持し、増加・向上させるためには適正な管理が必要である。それを強く意識して欲しい。
・オフィス・アワー
食農環境マネジメント学コースのオフィスアワーに準ずる。
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