地域・環境問題概論
 Social and Environmental Issues
 担当教員:岩鼻 通明(IWAHANA Michiaki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食農環境マネジメント学コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:食農環境マネジメント学コース  科目区分:必修科目 
【授業の目的】
 地理学への理解を深めるため、われわれにとって身近な地域と環境に焦点をあてて検討し、現代的な地域と環境に関わる諸問題を多角的に考察することを通じて、近年の研究状況について基礎的な知識を得ることを目的とする。

【授業の到達目標】
 この講義を履修した学生は、
1)身近な地域における環境問題について説明できるようになる。
2)地図やグラフなどを含めた文書を作成できるようになる。
3)現代における地域と環境に関わる多様な課題について、討議することができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
人文地理学・環境問題・地域開発・自然保護

【科目の位置付け】
環境地理学分野の基本的知識を提供する。

【授業計画】
・授業の方法
板書および口頭での説明が中心となるが、できるだけビデオ教材による実際の映像を活用したい。
・日程
1.はじめに
2.鉱山資源と地域環境
3.工業開発と地域環境
4.商業と地域環境
5.交通と地域環境(1)(2)(3)(4)
6.リゾート観光開発と地域環境(1)(2)
7.水資源と地域環境(1)(2)
8.開拓と地域環境
9.災害と地域環境(1)(2)

【学習の方法】
・受講のあり方
板書と口頭説明を関連させて理解してほしい。受講生からの積極的な意見を期待する。
・授業時間外学習へのアドバイス
地域・環境問題に関する入門書(新書類)を、1冊は読破しておいてほしい。
関心を有した分野の専門的文献を探索したり、インターネットで検索するなどして、理解をより深めてほしい。

【成績の評価】
・基準
関心を有した課題について、文献調査(インターネットも含む)ないし現地調査を踏まえて、レポートをまとめること。評価は、課題が適切か(20点)、オリジナルな内容か(30点)、出典が明示されているか(20点)、文章表現は適切か(10点)を基準とする。地域と環境に関わる問題について記述し、一定の議論ができているかどうか、地図やグラフなどを有効に使用したレポートが作成できているかどうかを評価の基準とする。
・方法
講義中の小テスト(20点)ならびにレポート(80点)による。

【テキスト・参考書】
テキストは、とくに使用しない。参考文献は、講義中に指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
成績評価については、ホームページを参照してください。アドレスは、以下のとおりです。http://blog.goo.ne.jp/imichiaki/
図書館およびインターネットの利用方法に習熟しておくこと。
・オフィス・アワー
前期・後期ともに追って掲示する。Eメールでの問い合わせも活用してほしい。

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