外国書講読
 Understanding World through English materials & English discussion
 担当教員:保木本 利行(HOKIMOTO Toshiyuki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食農環境マネジメント学コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
農学に関連する分野でも国際化が進み、外国の情報を得る能力は極めて重要である。また、国際化時代に対応して、海外出身者と深いコミュニケーションをとる力も不可欠である。広く情報収集とコミュニケーションの土台としての英語能力を養う。

【授業の到達目標】
1)英文記事・英語論文、英語講演等、英語を介して、広く世界の実情に触れ、理解することができる。
2)英語を介して自らの意見を表現する経験を積み、海外出身者と実践的なコミュニケーションが取れる能力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
実践的英語力、情報収集、コミュニケーション、発信

【授業計画】
・授業の方法
 前半は、教員が準備した外国図書・専門論文等のテキストをもちいて,おもに学生が発表する形で英語を学ぶ。後半は、留学生からの英語での海外事情紹介をうけ、その後質疑応答形式で英語でのコミュニケーションを実践的に学ぶ。
・日程
第1回:イントロダクション:なぜ英語は重要か?どうやって英語を学ぶべきか?
第2回:英語脳とは:身についた基本文法と基礎語彙の修得は必須事項!
第3回:気持ちをこめて音読を繰り返す:Steve Jobs 講演を題材に(その1)
第4回:気持ちをこめて音読を繰り返す:Steve Jobs 講演を題材に(その2)
第5回:気持ちをこめて音読を繰り返す:Steve Jobs 講演を題材に(その3)
第6回:気持ちをこめて音読を繰り返す:TED講演を題材に(その1)
第7回:気持ちをこめて音読を繰り返す:TED講演を題材に(その2)
第8回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生の母国紹介(その1)
第9回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生の母国紹介(その2)
第10回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生の母国紹介(その3)
第11回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生の母国紹介(その4)
第12回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生の母国紹介(その5)
第13回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生への英語プレゼン(その1)
第14回:海外出身者とコミュニケーションしてみよう:留学生への英語プレゼン(その2)
第15回:授業のまとめ(試験を含む)

【学習の方法】
・受講のあり方
英語は学問ではなく、経験を通じて獲得される人間のコミュニケーション能力です。また、言葉の基礎は、赤ちゃんをみれば分かるように、しゃべることと聞くことです。しゃべらない英語、聞かない英語の学習は無意味です。授業中は、臆することなく、大きな声で英語をしゃべり、また聞いてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
英語学習の一番の肝は、音読の繰り返しです。授業時間外学習では、かならず大きな声で幾度も英語を発音する練習を心がけてください。また、母国語ではない言語の習得は、反復練習なくして、自然に能力が上がることはありません。繰り返し、反復が肝要です。

【成績の評価】
・基準
広く情報収集とコミュニケーションの土台としての英語の運用能力が身についていることを合格の基準とします。
・方法
出席状況(30%)、授業中におこなう英単語テスト(15%)、授業中の発表内容(15%)、および試験結果(30%)、受講態度等(10%)から総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
担当教員が指定する。
教員が必要に応じて指定する。

【その他】
・学生へのメッセージ
必ず予習して出席して下さい。

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