動物分子生殖学
 Molecular Animal Reproduction and Development
 担当教員:木村 直子(KIMURA Naoko)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食品・応用生命科学コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
実験動物、家畜、ヒトを中心とした哺乳類の基礎的生殖生理についての分子メカニズムを学ぶ。

【授業の到達目標】
1.哺乳類における生殖現象の特徴、2.哺乳類における生殖器官の構造と性分化、3.生殖細胞の特性、4.排卵・受精現象、5.胚発生、6.妊娠と分娩および泌乳、7.繁殖障害、について理解する。

【授業概要(キーワード)】
授業計画(日程)で項目に挙がっている語句。

【科目の位置付け】
日本哺乳動物卵子学会認定の生殖補助医療胚培養士の資格認定審査を申請する際、本科目の修得が要件となっている。

【授業計画】
・授業の方法
講義、質疑応答を中心に行う。課題レポートの提出を求める場合もある。
・日程
第1回:高等動物の生殖周期と性行動
第2回:生殖細胞と生殖器官の構造
第3回:性の決定と分化
第4回:配偶子形成
第5回:生殖に関わるホルモン
第6回:性成熟、性周期
第7回: 受精
第8回:第1回~第7回分のまとめ
第9回:初期胚発生と胚の初期分化
第10回:妊娠と分娩
第11回:泌乳
第12回:繁殖障害と生殖に及ぼす環境要因
第13回:鳥類の生殖
第14回:家畜人工授精・家畜受精卵移植の資格取得
第15回:第8回~第15回分のまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
・不足している専門用語については、各自、予習・復習で理解に努めること。
・授業時間外学習へのアドバイス
特に指定はなし。

【成績の評価】
・基準
出席状況、筆記試験(中間・期末)での理解度を総合的に判断し、100点満点中、60点以上を合格とする。
・方法
成績評価の方法(成績評価基準)に同じ。

【テキスト・参考書】
テキスト
・繁殖生物学(日本繁殖生物学会編、(株)インターズー、2013年)

参考書
・獣医繁殖学第3版(浜名克己他編、文永堂出版、2006年)
・新動物生殖学(佐藤英明編著、朝倉書店、2011年)

【その他】
・学生へのメッセージ
本科目を履修するに当たり、2年前期開講の基礎動物生理学を修得していることが前提となっています。

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