基礎動物生理学
 Introduction to Animal Phisiology
 担当教員:木村 直子(KIMURA Naoko)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科食品・応用生命科学コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
哺乳動物の、1.体の成り立ちと働き、2.神経伝達・筋収縮、3.循環系、4.食物の消化・吸収・排出、5.恒常性維持の仕組み、6.体温調節、睡眠・覚醒などについて理解する。

【授業の到達目標】
1.哺乳動物の基本的諸生命現象について、生理学的見地から学ぶ。
2.農学分野の動物生産を学ぶにあたって、必要とされる動物生理学の基礎知識を学習する。

【授業概要(キーワード)】
哺乳動物、生理機能。また授業計画の見出しにある言葉。

【科目の位置付け】
食品衛生管理者等資格必要科目の必修

【授業計画】
・授業の方法
講義、質疑応答を中心に行う。課題レポートの提出を求める場合もある。
・日程
第 1回:細胞から各組織、各器官の成り立ちと働き
第 2回:細胞運動と神経伝達、筋収縮1
第 3回:細胞運動と神経伝達、筋収縮2
第 4回:循環系と呼吸1
第 5回:循環系と呼吸2
第 6回:血液と体液の成分と役割
第 7回:消化・吸収
第 8回:第1回~第7回分のまとめ
第 9回:栄養と代謝1
第10回:栄養と代謝2
第11回:生体内の恒常性を保つ仕組み1(神経系)
第12回:生体内の恒常性を保つ仕組み2(内分泌系)
第13回:生体内の恒常性を保つ仕組み3(免疫系)
第14回:さまざまな生理機能の制御(体温調節、睡眠・覚醒、老化など)
第15回:第9回~第14回分のまとめ
*進捗状況によって、講義内容の一部を変更することがある。

【学習の方法】
・受講のあり方
・動物生理学は、体内を構成する各細胞、各組織および各器官間の相互作用によって成り立っています。常に生理的な意義を念頭に置き、総合的に理解できるように努めること。
・不足している専門用語については、各自、予習・復習で理解に努めること。
・授業時間外学習へのアドバイス
特に指定はなし。

【成績の評価】
・基準
出席状況、筆記試験(中間・期末)での理解度を総合的に判断し、100点満点中、60点以上を合格とする。
・方法
成績評価の方法(成績評価基準)に同じ。

【テキスト・参考書】
改訂第2版 はじめの一歩のイラスト生理学(照井直人編、羊土社、2012年)
動物生理学(菅野富夫・田谷一善編、朝倉書店、2003年)

【その他】
・オフィス・アワー
用事がある場合は、用件と日時等をあらかじめメールで連絡して下さい。
E-mail:naonao@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

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