森林GIS実習
 Practice of Forest GIS
 担当教員:江成 広斗(ENARI Hiroto)、未定
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:森林科学コース  科目区分:コース選択科目 
【授業の目的】
森林を対象とした地理情報システムおよび関連するデータベースの使い方などの高度なコンピュータ活用技術を習得する。

【授業の到達目標】
前半後半それぞれの課題に向けてGISに関する情報処理技術を習得する。

【授業概要(キーワード)】
GIS、地形、植生、森林、野生動物

【科目の位置付け】
森林科学コースの学習目標の4,6,8の位置づけ

【授業計画】
・授業の方法
情報処理室を利用した実習
・日程
第1週:ガイダンス
第2~8週
・レイヤーの追加、ラベルの付加、重ねあわせ、属性テーブル
・データベースの結合、レイヤーの構築、フィーチャー作成
・頂点の編集、フィールドの追加、GPSデータの取り込み
・条件検索、重複検索、空間検索
・ジオプロセッシングツールの活用、バッファとクリップ
・帳票管理
第9~15週
・Spatial analystを用いた野生動植物の生態解析の基礎
・数値標高モデルDEMを用いた地形解析
・気象データの活用
・国土数値情報による各種データの収集と活用
・野生生物のハビタット評価の基礎(ゾーン統計、クロス集計)
・野生動物の行動圏解析の基礎(最外殻法、カーネル法)

【学習の方法】
・受講のあり方
2年次開講の情報処理演習Iを履修しておく必要がある。
・授業時間外学習へのアドバイス
ホームページ掲載されている講義内容を把握しておくこと。
各自の課題や解析方法についてホームページを参照しながら再検討すること。

【成績の評価】
・基準
前半後半毎に実習の成果報告会を行なうが、テーマ設定、解析方法、解析結果などについて学生による相互評価を行う。
・方法
前半後半の成果報告会の評価の採点結果を平均して100点満点に換算する。

【テキスト・参考書】
ESRIジャパン著(2011)ArcGIS Desktop逆引きガイド.
ISBN978-4-902294-85-9(¥2500)、他は教員の提示による。

【その他】
・学生へのメッセージ
情報処理分室の利用ID、パスワードを取得しておくこと。
・オフィス・アワー
随時メールで問い合わせてください

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