フィールドプロジェクトE(地域の自然・景観)
 Field Project E (Nature and landscape of Yamagata)
 担当教員:大友 幸子(OHTOMO Yukiko),藤田 洋治(FUJITA Yoji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:通年  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
山形県の自然,景観(文化,歴史等も)について,フィールドワークを通して学習し,アルカディア街道IB倶楽部と協働でおこなう事業に,学生が自立的に、企画・立案して参加し,成果報告する。

【授業の到達目標】
・イザベラバードの山形路を,事前学習やフィールドワークを通して,山形県の自然,景観(文化,歴史等も)について理解を深め,説明できる。
・行事の参加者や地域の方々と交流し,事前学習やフィールドワークを通して,自ら得た観察成果や知識をフィードバックできる企画や立案ができる。
・大学での学びを社会の求めに応じて活かすことができる。
・報告書を作成して有意義な改善点の提示ができる。

【授業概要(キーワード)】
地域協働,イザベラバードの山形路,フィールドワーク

【科目の位置付け】
中心科目

【授業計画】
・授業の方法
室内での事前学習(日本奥地紀行のゼミ方式の学習),アルカディア街道IB倶楽部との打ち合わせ,事業の企画・立案,事業実施など。フィールドワークは現地に赴いておこなう(現地集合の場合有り)。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2回 アルカディア街道IB倶楽部との打ち合わせと,事前学習の課題の決定
第3-7回 事前学習会(10回程度行う)
第8回 フィールドワークによる学習* (土または日曜日終日)
第9回 企画・立案
第10-11回 アルカディア街道IB倶楽部との事業打ち合わせ(3-4回)
第12回 事業実施**(7月または9月末を予定)
第13回 まとめの会
第14-15回 報告書の作成
*フィールドワークによる学習は,日本奥地紀行の舞台および関連地域で行う.
**事業実施の内容については,履修者と教員で話しあって決めていく.フィールドワークを伴う行事.

【学習の方法】
・受講のあり方
大学での事前学習と野外フィールドワークにより,観察力を身につけること。特にフィールドワークでは,お互いに学習したことをさらに発展させられるようになってください。そのうえで,アルカディア街道IB倶楽部との協働事業の企画・立案に積極的に関わって下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
自然,景観を中心に,文化,歴史的な視点からも興味をもって見て下さい。

【成績の評価】
・基準
事前学習とフィールドワークを通して,事業にむけての企画・立案・実施・まとめに積極的に関ることができたかどうか。
・方法
各回に積極的に係わっているかどうかを評価する。
3回以上欠席した場合,評価の対象外とする.

【テキスト・参考書】
下記を購入のこと.事前学習会で使います.
イザベラ バード (著), 高梨 健吉 (翻訳)  日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー) 文庫

【その他】
・学生へのメッセージ
必ずオリエンテーションに参加してください.その時に事前学習会やフィールドワーク等の日程を決めます.

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