【授業の目的】
「幼少期のスポーツ指導」をキーワードにして、子どもの運動やスポーツと学校、地域社会のあり方やかかわり合いを、実践・実習を通して理解する。
【授業の到達目標】
山形県長井市、山形市周辺の幼保園、小学校、中学校を対象に、年間10回程度子どもの体力測定の実際や運動・スポーツ指導の体験を通して、子どもを育む身体教育の在り方を考え、そのアプローチの具体案を作成する。 運動遊びプログラムの作成、スポーツ指導プログラムの作成、子どもの体力データの整理と活用法等がその例である。
【授業概要(キーワード)】
幼少年期、運動・スポーツ指導、体力テストとその評価
【科目の位置付け】
中心科目
【授業計画】
・授業の方法
集中形式で大学講義室または各フィールドにて、情報収集および指導、データの処理、方法などを学ぶ。
・日程
1)対象フィールドの理解とグルーピング これまで行ってきた長井市での活動、山形市周辺地域での活動概要の説明とそぞれぞれが担当する地域毎にグループを作る。 幼保園、小学校、総合型地域スポーツクラブ、ジュニア及びキッズスポーツコースなど、多岐にわたって行ってきている活動の詳細について理解を深める。 次に、実際の活動に必要な知識・技能について学ぶ。幼少年期の子どもを対象とした活動であることを踏まえ、高度な知識・技能(指導する立場から)の獲得を目指す。 2)対象地域の活動計画に応じた行動プランの作成 対象地域の活動計画に合わせ、受講学生が参加する時期などを決定し、詳細な行動計画を作成する。 3)活動のまとめと 活動終了後、成果をプレゼン型資料としてまとめる。また、詳細な活動記録やデータの整理、まとめを行う。 上記の日程で活動を展開する。授業の回数としては、15回に相当するが、1回の活動時間は内容によって異なる。実際にフィードに赴いて活動する場合は、午前、午後を含め終日展開することもある。その場合は、3~6時間連続の活動となる。
【学習の方法】
・受講のあり方
与えられた授業をこなし、与えられた知識を頭に入れるのではなく、自ら積極的に関わろうすることが求められる。指導力、体力、技能(多様なスポーツ種目の示範能力)を備えていることが必要である。
・授業時間外学習へのアドバイス
子どもの運動指導やスポーツ指導を経験し、体力テストの方法などを学んでおくこと
【成績の評価】
・基準
授業の出席、小レポート・感想文の提出、グループ活動での貢献、子どもの指導場面における指導力など
・方法
参加数や態度、小レポートや感想文、グループ活動などによる総合評価。
【その他】
・学生へのメッセージ
子どもの運動指導に関心を持っていること
・オフィス・アワー
月曜日 昼やすみ
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