【授業の目的】
幼稚園における生活を通して「心身の健康」をどのように指導すればよいか解説します。幼児にとっての健康とは何かを考え、健やかな発育発達を促す保育のあり方について検討します。幼児期はとくに健康と発育発達との関係が深く、また心とからだが密接に関連していることを解説します。
【授業の到達目標】
幼児が自ら活動することを意欲的に取り組み、健康で安全な生活を営む力をつけていくための保育のあり方を理解します。
【授業概要(キーワード)】
子ども 健康 からだ
【科目の位置付け】
幼児期における健康教育の内容と方法について扱います。
【授業計画】
・授業の方法
スライド、ビデオ等を適宜使用して講義します。
・日程
1.健康の概念、生活の質、自尊感情 2.からだのしくみとはたらき 3.感染症の予防 4.乳幼児の生理機能 5.発育発達と疾病、出生前から発症する疾患 6.心身の発育と発達 7.乳幼児の健康管理-健康観察、摂食指導、疾病予防と予防接種 8.乳幼児の健康管理-健康診査、健康診断、環境の整備、家庭との連携 9.領域「健康」と保育指針 10.指導内容-基本的生活習慣 11.指導内容-健康教育の実践例 12.指導内容-安全教育と安全管理 13.指導内容-運動遊びの指導 14.指導計画の実際 15.まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
授業内容をノートに記録するとともに、授業中の作業課題、討論には積極的に参加してください。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストの該当箇所をよく読んで復習してください。
【成績の評価】
・基準
幼児が健康で安全な生活を送るために求められる教師・保育者としての基本的な役割が説明できることを合格の基準とします。
・方法
レポート70点、授業中の提出物や授業態度30点で評価します。
【テキスト・参考書】
<テキスト>河鍋キヨシ編著:「保育内容・健康 保育のための健康教育」、同文書院
【その他】
・オフィス・アワー
月・火・金の12時から13時まで。
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