社会教育課題研究
 Study on Social Education
 担当教員:安藤 耕己(ANDO Kouki)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
社会教育・生涯学習に関わる任意の課題を各々が設定して研究し、レポートを作成する。
社会教育、生涯学習に関わる領域から課題を各々が1つ設定し、そのテーマについて自ら調べ、レポートを作成することまでをできるようにする。

【授業の到達目標】
(1) 社会教育、生涯学習に関わる施策動向や研究蓄積をふまえ、各々が課題とすべきテーマを根拠をもって示すことができる。
(2) 各自が設定したテーマについて、十分なデータ収集や調査活動を行うことができる。
(3) 各自が設定したテーマについて、十分なデータをもって説得力のある報告書(レポート)を作成することができる。

受講者各々が関心のあるテーマを見出し、そのテーマについて本人が納得のいくまで調べることができるように指導する。

【授業概要(キーワード)】
市民と行政のパートナーシップ形成、学社融合、学校外教育、総合型地域スポーツクラブ、NPO

【科目の位置付け】
児童教育コースアドバンスド・プログラムに位置付く発展科目であり、社会教育主事任用資格に関わる選択必修科目である。

【授業計画】
・授業の方法
演習形式を基本とする。
・日程
1.オリエンテーション
2.社会教育・生涯学習施策の展開(1) 戦後~80年代まで
3.社会教育・生涯学習施策の展開(2) 90年代~現在まで
4.生涯スポーツ施策の展開
5.レポートを書くための検索・図書館利用
6.レポートの書き方―構想から執筆まで―
7.レポート案の構想
8.レポート案の発表(1)第1グループ
9.レポート案の発表(2)第2グループ
10.レポート作成の資料収集(1)図書館を用いて
11.レポート作成の資料収集(2)社会教育施設の訪問
12.レポート作成の中間報告
13.レポート報告会(1)第1グループ
14.レポート報告会(2)第2グループ
15.まとめと総評

【学習の方法】
・受講のあり方
1)積極的・能動的に興味関心を具体化させ、口頭および文書にて明快に報告できるようにする。
2)情報検索ツールのみに頼らず、積極的に学外でのフィールドワークに励むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
多様な調査・研究方法での報告書(レポート)作成を期待するので、受け身にならずに個々の関心を深めてもらいたい。

【成績の評価】
・基準
課題に関する研究過程(40%)と提出された報告書(レポート)の内容(60%)にて評価する。
・方法
12,000字以上(図表や写真等の資料を含む)の研究報告書(レポート)を提出する。

【テキスト・参考書】
テキスト:資料を別途配付する。
参考書:佐藤一子編『地域学習の創造』東京大学出版会、2015

【その他】
・学生へのメッセージ
調査等、フットワークの軽さが前提となります。
・オフィス・アワー
適宜メールで連絡してください。対応します。

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