【授業の目的】
「心理学は長い過去と短い歴史を持っている」といわれる。本講義では、まず現代心理学の成立以降、心に関する学問である心理学がどのように展開してきたのかについて述べる。また、こうした展開の中で生み出された心を理解するための枠組みについて総論的に論じる。さらに、感覚・知覚をはじめとするさまざまな心理学においてなされた研究や知見について幅広く紹介する。尚、知覚や心理査定においては、演習を通して体験的に学習していく。
【授業の到達目標】
心理学の歴史について説明することができる。 さまざまな領域における心理学の基本的な概念について説明することができる。 心理学の研究法についての概要を説明することができる。
【授業計画】
・授業の方法
・日程
1.心理学とは(1)-心理学史と心を理解するための枠組み- 2.心理学とは(2)-心理学史と心を理解するための枠組み- 3.感覚・知覚の心理学(1) 4.感覚・知覚の心理学(2) 5.記憶・学習の心理学(1) 6.記憶・学習の心理学(2) 7.感情・動機付けの心理学(1) 8.感情・動機付けの心理学(2) 9.脳の仕組みと心 10.個人差と心理アセスメント(1) 11.個人差と心理アセスメント(2) 12.対人関係の心理学 13.発達・教育の心理学 14.まとめ 15.全体の学習の総括及び試験
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
心理学の基礎的な概念や事項について一定の理解が出来ていることを合格の基準とします。
・方法
講義の最終回で行われる期末試験と、出席及びレポート課題で評価する。 それぞれの配分は、期末試験(50点)、出席及び授業に取り組む態度(30点)、レポート課題(20点)。 尚、試験は持ち込み不可とする。十分に準備をして試験に臨むこと。
【テキスト・参考書】
テキスト:小野寺孝義・磯崎三喜年・小川俊樹編 『心理学概論-学びと知のイノベーション-』 ナカニシヤ出版
【その他】
・学生へのメッセージ
テキストに限らず、心理学に関する書籍に幅広く触れてください。
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