【授業の目的】
心理学における実践領域、職域を具体的に調べ、また実際に見学等の活動を通して、心理学の実践に関するイメージを深め、将来の進路についても具体的にイメージできるようにする。
【授業の到達目標】
・教育領域の心理学実践を調べ，実践現場を見学して体験的に理解する。
・医療領域の心理学実践を調べ，実践現場を見学して体験的に理解する。
・児童福祉領域の心理学実践を調べ，実践現場を見学して体験的に理解する。
・司法矯正領域の心理学実践を調べ，実践現場を見学して体験的に理解する。
・民間相談機関等の心理学実践を調べ，実践現場を見学して体験的に理解する。
【授業概要（キーワード）】
心理学、実践領域実習
【科目の位置付け】
心理プログラムの選択科目である。将来、心理職を目指す学生はこの科目を取得することを勧める。
【授業計画】
・授業の方法
授業時間における事前学習と各実習機関における実習を行う。事前学習を含めた実習日程は、実習機関の都合によって調整するので、順序は以下の通りではない。
・日程
１、オリエンテーション
２、事前学習（精神科病院、精神保健福祉センター）
３、見学実習（精神科病院）
４、見学実習（精神保健福祉センター）
５、事前学習（児童相談所、家庭裁判所）
６、見学実習（児童相談所）
７、見学実習（家庭裁判所）
８、山形大学の心理教育相談室にて施設見学と相談業務の実際
９、山形大学の心理教育相談室にて発達障害児集団プログラムの実際
１０、事前学習（児童養護施設、被害者支援センター）
１１、見学実習（児童養護施設）
１２、見学実習（被害者支援センター）
１３、事前学習（少年鑑別所、民間相談機関：NPO法人発達支援研究センター）
１４、見学実習（少年鑑別所）
１５、見学実習（民間相談機関：NPO法人発達支援研究センター）
【学習の方法】
・受講のあり方
各領域の心理実践の事前学習はレポートとプレゼンテーションで行う。
施設見学に当たっては，公共交通機関を使い，集合時間を守ること。
施設見学の後は，レポートを実習手帳に記載し，1週間以内に提出する。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前学習を丁寧に実施すること。
社会の中で心理の仕事をしている現場に参加するので、実習に当たっては社会人としての服装や態度が望まれる。
【成績の評価】
・基準
事前学習、各実習機関における見学実習参加、実習レポートを含む実習手帳の内容を総合的に評価する。
・方法
事前学習（25点）、各実習機関での実習（50点）、実習レポート・実習手帳（25点）
【その他】
・学生へのメッセージ
オリエンテーションを4月10日（月）12:10から113教室で行うので参加すること。
実習日程はその都度，Webclass等を通じて連絡するので見落とさないこと。
・オフィス・アワー
宮﨑研究室：火曜日12:30～13:30（出張日を除く）
宮崎への連絡メールは amiyazak@e.yamagata-u.ac.jp まで。
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