【授業の目的】
アメリカ文学の基礎について学びます。
【授業の到達目標】
アメリカ文学の概論について理解できるようになる。アメリカ文学史について理解を深めるとともに、代表的な作品を味わうことができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
英米文学 米文学 アメリカ文学概論 アメリカ文学史 アメリカ文学作品研究
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英米文学の基礎力を養成する。
【授業計画】
・授業の方法
英語とアメリカ文化について学んでいきます。具体的には、文学や映画を素材に使います。有名な作品、映画を取り上げます。授業の冒頭で、作家や作品の背景を説明した後、その作品の有名な部分を読み、映画で該当する場面を観ることで、英語とアメリカ文化への理解を深めます。英語の力をつけると同時に、名作を味わい、教養を身につけることがねらいです。語学の学習は、コミュニケーション面からの学習と、文化・教養面からの学習の両面があります。この授業は、文化・教養面から英語を学んでいく授業です。
・日程
主要なテーマと順序は次の通りです。 1 講義の進め方とガイダンス アメリカ文化とアメリカ文学について 2 ジョン・スタインベックJohn Steinbeck 『エデンの東』East of Eden ① 3 ジョン・スタインベックJohn Steinbeck 『エデンの東』East of Eden ② 4 ジョン・スタインベックJohn Steinbeck 『エデンの東』East of Eden ③ 5 ジョン・スタインベックJohn Steinbeck 『エデンの東』East of Eden ④ 6 マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell 『風とともに去りぬ』Gone with the Wind① 7 マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell 『風とともに去りぬ』Gone with the Wind② 8 マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell 『風とともに去りぬ』Gone with the Wind③ 9 マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell 『風とともに去りぬ』Gone with the Wind④ 10 マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell 『風とともに去りぬ』Gone with the Wind⑤ 11 トルーマン・カポーティTruman Capote『ティファニーで朝食を』Breakfast at Tiffany’s ① 12 トルーマン・カポーティTruman Capote『ティファニーで朝食を』Breakfast at Tiffany’s ② 13 トルーマン・カポーティTruman Capote『ティファニーで朝食を』Breakfast at Tiffany’s ③ 14 トルーマン・カポーティTruman Capote『ティファニーで朝食を』Breakfast at Tiffany’s ④ 15 授業のまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
受講する前に必ず予習をして下さい。教科者の内容を正確に読み取り、理解するようにしておいて下さい。それをもとに、授業には積極的に参加して下さい。そして、授業が終わった後は必ず、復習をして下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
毎回、前回の授業内容を問う小テストを行いますので、必ず、前回の範囲の復習をしてきて下さい。そして、次回進む単元の予習を必ずやってきて下さい。
【成績の評価】
・基準
アメリカ文学についての基礎的な知識を身につけ、アメリカ文学の原文をある程度、読めるようになること
・方法
レポート40% + 小テスト40% + 授業参加20%
【テキスト・参考書】
使用しない。テクストと資料を適宜配布する。 参考書 田島俊雄ほか『アメリカ文学案内』朝日出版社
【その他】
・学生へのメッセージ
アメリカ文学の名作の原文を読むので、少し難しく感じるかもしれませんが、なるべく理解しやすいものを選ぶつもりでいます。高校までの英語は、わかりやすく書き直された英文を読んできたと思いますが、この授業ではそれまでの知識を活かし、原文にトライしてみましょう。原文を読む苦労と、喜びを味わっていただきたいと思います。
・オフィス・アワー
授業中にお知らせいたします。
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