ヨーロッパ文化論演習
 Studies in European Culture
 担当教員:加藤 健司(KATO Kenji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ヨーロッパ文化概説で学んだ内容をさらに深く学びたいと思います。
ヨーロッパ文化の諸相を多面的に理解するのを目指します。

【授業の到達目標】
ヨーロッパ文化を構成するむすうの要素を、ひとつずつ理解するのが目標です。もちろんすべての要素は学べません。しかし履修者がより多面的に他文化を理解する力を少しでも養います。本演習を通じて、履修者は英文資料を正しく読み、発表に向けて未知の事項を自ら調査し、聴衆を前提とした発表ができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
ヨーロッパ、文化

【科目の位置付け】
本演習では、担当する文献を細部にいたるまで問題や疑問を残さず調査して発表する。さらに発表に対する教室内での議論を通じて、健全な批判精神を伴う教養を身につける。(ディプロマ・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
担当者が提示するいくつかの文献(英語または日本語)を読みながら、個人またはグループでそれらに関連した報告・発表をしていただきます。
・日程
第1回:オリエンテーション、演習方法の説明
第2回~第14回:文献講読と参加者による発表
第15回:総評ほか

【学習の方法】
・受講のあり方
文献講読では、あらかじめ資料を読んでおくこと、発表の準備にあたっては丁寧な調査、発表にあたっては聴衆が理解しやすいよう工夫をしてください。聴き手もただ受け身で聴くのではなく、発表についての質問をはじめとした活発な議論を期待します。
・授業時間外学習へのアドバイス
文献に目を通し、自分の意見を持った上で参加してください。
ヨーロッパ文化は広く・深く、どれを学ぶのかためらっているヒマはありません。少しでも興味が湧いた対象については、手当たり次第文献を読んでください。

【成績の評価】
・基準
事前にじゅうぶんな準備をして文献を読み、必要に応じた調査をし、発表できているか。また、他の受講者の発表について、文化の多面性を意識しながら積極的に質問をしたか。質疑応答を通じて、追加の調査が必要とされた場合それも丁寧に果たしているか、さらに、発表後の質疑応答を生かして期末のレポートを完成できているか、が基準となります。
・方法
演習での発言(発表と追加発表・質問など:50%)と期末のレポート50%を基本として総合的に評価します。

【テキスト・参考書】
教科書:文献・資料を配付します。
参考書:毎回のテーマに応じて、基礎的な参考書を授業内で紹介します。

【その他】
・オフィス・アワー
月曜3・4校時 事前連絡でその他の時間にも対応します

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