【授業の目的】
英米文学と英米文化について、理解を深めます。アメリカ文化、イギリス文化について理解を深めるため、文学、映画、音楽、美術など多様な表象文化を通じて学んでいきます。さらに、英米文化について、私たち日本人が理解を深めるために、異文化理解、異文化コミュニケーションの観点からも分析的に学んでいきます。
【授業の到達目標】
1.英米文学と英米文化について理解できるようになります。 2.文学、映画、音楽、美術など多様な表象文化を通じて、アメリカ文化、イギリス文化について理解できるようになります。 3.英米文化について、私たち日本人が理解を深めるために、異文化理解、異文化コミュニケーションの観点から、分析的に理解できるようになります。
【授業概要(キーワード)】
英米文学 英米文化 異文化理解 異文化コミュニケーション 演習
【科目の位置付け】
この科目は、異文化交流コースの以下のカリキュラム・ポリシーに基づいている。2.「文化・教養:欧米・アジアと日本の歴史・思想・文化をバランスよく学び,地域における異文化間交流に貢献できる能力を涵養する」。3.「問題発見・解決能力:課題研究,演習やフィールドワークを通じて,学生自ら問題を発見し,個々人または共同でその解決までの論理的道筋を見いだす能力を獲得する」。4.「多面的素養:複数の言語運用能力を備え文化交流や日本語教育に貢献できる者,国際的視野を身につけた国語科・社会科・英語科の教育者を育てる。
【授業計画】
・授業の方法
事前に授業のための準備をしていただきます。適宜、英文のテキストを読みます。授業中は講義に加え、ディスカッションを行います。
・日程
1.英米文学作品から見る、英米文化の特徴 2.英米文学・文化と異文化理解(コンテクスト) 3.英米文学・文化と異文化理解(ネガティブ・フィードバック) 4.英米文学・文化と異文化理解(説得の技術) 5.英米文学・文化と異文化理解(リーダーシップ) 6.英米文学・文化と異文化理解(決断) 7.英米文学・文化と異文化理解(信頼) 8.英米文学・文化と異文化理解(見解の相違) 9.英米文学・文化と異文化理解(時間) 10.英米文学・文化と異文化理解(権力格差) 11.英米文学・文化と異文化理解(個人と集団) 12.英米文学・文化と異文化理解(不確実性の回避) 13.英米文学・文化と異文化理解(長期志向と短期志向) 14.英米文学・文化と異文化理解(放縦と抑制) 15.まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
この授業は、小学校・中学校・高校までの授業とは異なり、先生が一方的に教えるのではなく、先生と学生さんとが一緒になって作り上げていく授業です。授業の際には、きちんと調べてきて、授業内では積極的に発言をするように心がけてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
英米文学・英米文化・ヨーロッパ文化に関連する本を、たくさん読むようにして下さい。読書量の豊さが最終的に、力の差となって表れてきますので、がんばってください。
【成績の評価】
・基準
1.英米文学と英米文化について理解できるようになったかどうか。 2.文学、映画、音楽、美術など多様な表象文化を通じて、アメリカ文化、イギリス文化について理解できるようになったかどうか。 3.英米文化について、異文化理解、異文化コミュニケーションの観点から、分析的に理解できるようになったかどうか。 上記の基準が達成されたことをもって、合格といたします。
・方法
授業内で課す課題40% + レポート40% + 授業参加20%で評価します。 上記の60%以上の得点を合格とします。
【テキスト・参考書】
適宜、配布いたします。
【その他】
・学生へのメッセージ
英米文学と英米文化を、様々なメディアを通じて、多角的に学ぶことの楽しさを実感していただきたいと思っています。
・オフィス・アワー
授業の際にお知らせいたします。
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