英米文学演習B
 English and American Literature B
 担当教員:金子 淳(KANEKO Jun)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
英米文学作品の中から、特に、児童文学を中心に取り上げます。加えて、英文を読む力を養うと同時に、児童をとりまく文化に対する理解を深めます。

【授業の到達目標】
英米の児童文学を読む力を養うことができるようになります。
児童をとりまく文化に対して、理解を深めることができるようになります。

【授業概要(キーワード)】
英米文学 児童文学 演習

【科目の位置付け】
この科目は、異文化交流コースの以下のカリキュラム・ポリシーに基づいている。2.「文化・教養:欧米・アジアと日本の歴史・思想・文化をバランスよく学び,地域における異文化間交流に貢献できる能力を涵養する」。3.「問題発見・解決能力:課題研究,演習やフィールドワークを通じて,学生自ら問題を発見し,個々人または共同でその解決までの論理的道筋を見いだす能力を獲得する」。4.「多面的素養:複数の言語運用能力を備え文化交流や日本語教育に貢献できる者,国際的視野を身につけた国語科・社会科・英語科の教育者を育てる。

【授業計画】
・授業の方法
英米の児童文学の中から、『オズの魔法使い』を読みます。
・日程
 1.イントロダクション
 2.『オズの魔法使い』第 1章~第 2章
 3.『オズの魔法使い』第 3章~第 4章
 4.『オズの魔法使い』第 5章~第 6章
 5.『オズの魔法使い』第 7章~第 8章
 6.『オズの魔法使い』第 9章~第10章
 7.『オズの魔法使い』第11章~第12章
 8.『オズの魔法使い』第13章~第14章
 9.『オズの魔法使い』第15章~第16章
10.『オズの魔法使い』第17章~第18章
11.『オズの魔法使い』第19章~第20章
12.『オズの魔法使い』第21章~第22章
13.『オズの魔法使い』第23章~第24章
14.ディスカッション
15.まとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
この授業は、小学校・中学校・高校までの授業とは異なり、先生が一方的に教えるのではなく、先生と学生さんとが一緒になって作り上げていく授業です。授業の際には、きちんと調べてきて、授業内では積極的に発言をするように心がけてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
英米文学・英米文化・ヨーロッパ文化に関連する本を、たくさん読むようにして下さい。読書量の豊さが最終的に、力の差となって表れてきますので、がんばってください。

【成績の評価】
・基準
英米の児童文学を読む力を身につけたかどうか。
児童をとりまく文化に対して、理解を深めることができたかどうか。
上記の基準を達成したことを合格の要件とします。
・方法
授業中に課す課題40% + レポート40% + 授業参加20%で評価します。
上記の60%以上の得点を合格とします。

【テキスト・参考書】
適宜、配布いたします。

【その他】
・学生へのメッセージ
自分で調べて、それを他の人にわかりやすく発表する、という活動を通じて、卒業研究への取り組み方の基礎を身につけるようにして下さい。
・オフィス・アワー
授業の際にお知らせいたします。

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