英語学演習A
 English Linguistics Seminar A
 担当教員:佐々木 正彦(SASAKI Masahiko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
英語の冠詞論を扱う。定冠詞の用法を中心にJ.Hawkindsの理論を購読する。

【授業の到達目標】
英語の定冠詞付名詞を指示詞及び不定冠詞付名詞の違いを理解し、冠詞の用法について理解を深める。

【授業概要(キーワード)】
冠詞 定冠詞 指示詞 不定冠詞

【科目の位置付け】
専門科目 英語の教員等のために必要となる多面的な英語学的素養を身につけるための科目

【授業計画】
・授業の方法
定冠詞の用法に関するJ.Hawkindsの理論を購読演習する。
・日程
定冠詞の用法に関するJ.HawkindsのLocation理論を購読する。
テキストとして扱う論文の第3章3節から7節(The Referential Meaning of Definiteness)を中心に購読する。
1.ガイダンス 
2.定冠詞のLocation論導入 (Inclusive lacation)(概説)
3.定冠詞の7つの用法について(概説)
4.定冠詞の7つの用法の特徴について(1)
5.定冠詞の7つの用法の特徴について(2)
6.定冠詞の7つの用法の特徴について(3)
7.定冠詞の7つの用法の特徴について(4)
8.定冠詞の7つの用法の特徴について(5)
9.定冠詞の7つの用法の特徴について(6)
10.定冠詞の7つの用法の特徴について(7)
11.定冠詞と指示詞との違いについて(1)
12.定冠詞と指示詞との違いについて(2)
13.定冠詞のLocation理論(1)
14.定冠詞のLocation理論(2)
15.レポートのねらいと内容について説明

【学習の方法】
・受講のあり方
分担購読を行う。担当した個所を予習する。英語を日本語で解釈するというより、内容を深く理解しているかどうかが問われるので、内容を自分の言葉で述べ直すことができるようにする。自分が担当しない箇所も必ず読んで理解できない内容を授業中に理解できるようにする。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習復習とともにノートをしっかりまとめる。

【成績の評価】
・基準
英語の定冠詞付名詞についての理解の程度。
指示詞及び不定冠詞付名詞との違いについての理解の程度。
・方法
担当の理解度とレポートに基づいて評価する。担当の際の理解度(約50%)学期末に提出するレポート(約50%)

【テキスト・参考書】
J. Hawkins (1978) Definiteness and Indefiniteness
テキストはこちらで用意する。

【その他】
・学生へのメッセージ
担当する箇所をしっかり予習し,わからないところを明確にして授業に臨むようにする。
・オフィス・アワー
水曜日の昼休み

21123030-2017-08-20608