言語情報活用Ⅱ
 General Information Retrieval and the Text Analysis II
 担当教員:中西 達也(NAKANISHI Tatsuya)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 言語情報活用Ⅱでは,テキストデーターの分析としてテキストマイニングについて学ぶことを目的とします。卒業研究等を見るとアンケートを実施して集計結果に言及しているものがいくつかあります。これらの多くはあらかじめ項目を設定して集計したものです。自由記述文について言及したものを見ることは少ないです。
 テキストマイニングは,例えばアンケートの自由記述回答データーを分析することができます。テキスト形式のデーター(コンピューターで扱える形のデーター)になっていれば良いわけです。テキストマイニングを学び,必要に応じてそれを使えるようになれば解析の手がかりが広がります。

【授業の到達目標】
 ソフトウエアを用いてテキストマイニングを行うことができるようになる。

【科目の位置付け】
 この授業は,問題発見と解決を自立的に行う能力(異文化交流コースディプロマ・ポリシー)に基づき開設される科目区分:発展科目です。

【授業計画】
・授業の方法
 授業の方法は,一対多の形式の演習及び実習となります。
・日程
 第1回~第5回:テキストマイニング関連ソフトウエアのダウンロード・インストール・環境設定。現時点でソフトウエアとして,KH Corderの使用を予定しています。
 第6回~第10回テキストマイニング分析の例。
 第11回~第15回:分析対象を探しレポートにつなげる。

【学習の方法】
・受講のあり方
 時間をかけてじっくり学習・作業することが一番です。
・授業時間外学習へのアドバイス
 主題にいつも意識を向けていることが重要です。
 コンピューター上で実際に自身で操作してみることが重要です。

【成績の評価】
・基準
 提出物(レポート,ファイル)授業参加・態度を総合的に評価します。
・方法
 基本的に提出物の得点で評価します。授業参加・態度点として,±20点があります。
 言語情報活用Ⅱにおけるレポートは「テキストマイニングの活用 ―テーマ入る―」とし,何かテキストデーターを用いて分析してもらいます。

【テキスト・参考書】
 教室で指示します。

【その他】
・オフィス・アワー
 特定されたオフィスアワーの時間は設けません。可能な限り随時受け付けます。諸君の放課後は,教員は会議等で,すれ違いとなることが多いです。不在の場合には,連絡黒板とメモ用紙がありますので活用願います。学生番号,氏名,連絡先,受講クラス曜日・校時,内容等を記しておいてください。こちらから連絡します。

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