造形振興論
 Methodology for Information Graphic Design
 担当教員:萩原 尚季(HAGIWARA Takaki)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域の魅力を認識し、他者へ向けて視覚的に情報を伝達する方法を考察する。
山形の観光資源(デザイン+観光=「デザイントラベル」)について、フィールド・サーベイを行い、視覚的に県内外の人々に伝わるようにする。

【授業の到達目標】
フィールド・サーベイ の手法を身につけると同時に、認識した「デザイントラベル」を他者へ伝達すべく、DTPの基本操作を習得し視覚的に情報をまとめることができる(ワークシートの作成)。

【授業概要(キーワード)】
デザイントラベル,フィールド・サーベイ,DTP

【科目の位置付け】
地域におけるデザイン(芸術振興活動)を考察するための演習

【授業計画】
・授業の方法
①デザイントラベルについて、デザインという考えを通じて、観光を見つめる。
②フィールド・サーベイ(現地でデータを収集するために、直接調査対象者を訪問して、データ収集)を行って得た情報を人に視覚的に伝達するための技法を学ぶ。
③DTP(Desktop publishing:デスクトップパブリッシング)卓上出版を意味し、紙媒体などの編集作業をパソコン上で行い出力をまで行う。
・日程
1回目:オリエンテーション(講師自己紹介+学生自己紹介)
2~3回目:デザイントラベル考察(『d design travel』を教材として使用して学ぶ)
4~6回目:フィールド・サーベイ・報告
7~13回目:DTP実習+プレゼンテーション演習
14回目:プレ・プレゼンテーション
15回目:最終プレゼンテーション

【学習の方法】
・受講のあり方
講義を中心に演習(DTPの基本編集)を兼ねた講義になるために、欠席した場合の補講が難しいことを予め考慮すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
『d design travel』を教材として使用するため、事前に購入して講義の際には必ず持参すること。また実際に自ら山形のデザイントラベルを伝えるためにフィールド・サーベイを行うこと。

【成績の評価】
・基準
①デザイントラベルに対して理解し説明することができる(理解度:20%)。
②フィールド・サーベイの手法に基づき、要件に対する調査を行い報告することができる(行動+分析力:40%)。
③DTPの基本操作と伝達のための要件を理解し、視覚的に情報をまとめることができる(表現力:40%)。
・方法
基準①②③を、レポート、DTP編集によるワークシート、プレゼンテーション等の内容から総合的に評価をする。

【テキスト・参考書】
テキスト:『d design travel 14 YAMAGATA』
*http://www.d-department.com/jp/d-design-travel/
授業前に内容を参照し、初回オリエンテーション時に購入申込を受け付けます。

【その他】
・学生へのメッセージ
フィールド・サーベイの際に必ずデジタルカメラを使用するため講義の際には必ずカメラを持参すること。携帯カメラの場合は700万画素以上の撮影が行えるものであること。(印刷を行う際、画像をきれいに表示するため)
・オフィス・アワー
毎回の授業終了時

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