・仮想的企画立案を具体化しアートプロジェクト実施までの事業を段階的に実施する。
・まちづくりや文化振興をテーマに地域住民と協働して活動するアートプロジェクトとして実践する
・プロジェクトの視点から学生主導により運営し、アートというオルタナティブな視点で社会へ働きかける活動として実施する。
・学生・院生が知識や経験を分かち合い、アートプロジェクトの実践的理解、アートマネジメントの現状把握として体験する。
・学内プログラム内で習得する技術を社会の中でどのように活かすのかというノウハウを社会的評価に繋がる責任を実感する機会として、社会的役割を体験する。

・主体的に行動し、芸術による社会参加と実践的環境における多様な価値観に対する対応力を身に付ける。
・アートと社会の関係をめぐる多角的・多層的視野を養い、新しい発想の創出やアイデアの実現へ繋げることを目指す
・地域住民との交渉や事業予算の準備・調整、地域社会住民や企業の声を収拾し、ニーズとマッチングさせる方法論などを実際の社会参加により体験的に学びとる。
・フィールドワークや地域のニーズを収拾する過程で、地域住民と交流を図り、コミュニケーション力向上の機会を得る。
・ジャンルや世代を超えた人的交流、知識や技術の横断・交換を通じて、新しい発想の創出、アイデア実現を目指す。

アートプロジェクト・コミュニティ・クリエイティビティ・ワークショップ

この授業は平面造形演習（大学院）、前期地域造形文化実践論（前期）と連動して行われる。プレゼンされた仮想的企画立案を基に実際の企画として考案されるアートプロジェクトの実践を目的としている。課題解決していく実践力と総合的に判断する能力に展開させ、地域社会の文化の伝達、醸成、発展に貢献できる人材を養成する。(地域教育文化学部ディプロマポリシー)

本プログラムでは原則として学年の別なく履修者のほかに自主的な参加を受け入れ、実施する。コースを跨いだコラボレーションなども企画される場合もある。

第1回　プレゼンテーション1～4の企画立案を基にディスカッションを行う。
第2回 プレゼンテーション1～4の企画立案を基にディスカッションを行う。
第3回　プロジェクトの考案及び行動計画/地域社会に有効な活動内容を検討する。
第4回　プロジェクトの考案及び行動計画/ワークショップ等の各種プロジェクトの発案。
第5回　活動構想とコンセプト発案/活動構想・コンセプトの文面化の共有。
第6回　活動構想とコンセプト発案/活動構想が具現化できる内容か検討する。
第7回　プロジェクト完成図・設置予想図制作/完成予想図と試作モデル作成。
第8回　プロジェクト完成図・設置予想図制作/設置予想図を基に試作モデル作成。
第9回　プロジェクト完成図・設置予想図制作/現場調査を基に諸問題解決の討議。
第10回～第14回　活動及び制作開始。プロジェクトの実施。
第15回　活動報告及び総括・発表

プロジェクトについて主体的にディスカッションし、コミュニケーションを図りながら展開する。

現場へのフィールドワークにより、地域のニーズや文献調査、データ収集を積極的行うこと。

・ジャンルや世代を超えて自分のヴィジョンや考えを理論的に組み立てて意見交換が行われたか、フィールドワーク等、積極的に行動し、地域との積極的な交流が図られたか、知識や技術の交換による新しい発想の創出と計画立案から実現までのプロセスを計画的に実行できたかを基準に評価します。

・試作モデル作品　50点
・本作品　50点

・必要資料・参考書は随時配布する。