【授業の目的】
・ピアノ奏法の基本を理解し、系統的に説明できる。 ・正確な読譜力、解釈力をマスターできる
【授業の到達目標】
・ショパン エチュード作品10及び25、E.バッハ スカルラッティピアノソナタを中心に、ロマン派、近現代の様式感及び楽曲の形式を学び、楽曲に適した奏法の基本を理解する。 ・全体授業、セメスター課題を通して音楽の背景を考える能力開発を推進する。
【授業概要(キーワード)】
音作り
【科目の位置付け】
基礎科目
【授業計画】
・授業の方法
各人30分程度の個人指導
・日程
第1回:ガイダンス(全体授業の課題を決定する) 第2回:全体授業(読譜について学ぶ) 第3回:実技演習(楽曲の分析) 第4回:実技演習(楽曲の時代背景を知る) 第5回:実技演習(楽曲の意味内容を考える) 第6回:実技演習(楽曲の拍節の意味を考える) 第7回:実技演習(楽曲の調性感を考える) 第8回:実技演習(楽曲の和声感を考える) 第9回:実技演習(楽曲のフレーズを学ぶ) 第10回:実技演習(楽曲に相応しい運指を考える) 第11回:実技演習(楽曲に相応しい音色を考える) 第12回:実技演習(ペダル奏法を学ぶ) 第13回:実技演習(呼吸法と打鍵) 第14回:実技演習(楽曲の様式を学ぶ) 第15回:実技演習 これまでの授業・学習のまとめとしての演奏
【学習の方法】
・受講のあり方
指導は個人指導が主体であるが授業時間内における他者の演奏は必ず聴き、自分自身に生かす。
・授業時間外学習へのアドバイス
前回の指導をもとに毎日の練習を行う。練習曲は毎日の練習プランに組み入れる。
【成績の評価】
・基準
以下の評価の観点に則り、期末試験及びセメスター課題の内容を総合的に判断し、複数教員によって評価する。 ・全体授業での方向性を理解し努力したか。 ・内容に対する理解や工夫が見られたか。 ・授業に積極的であったか。
・方法
複数教員の評価と其の合算平均 期末試験(演奏試験)の評価を踏まえ、授総合的判断する。教員全員の合算平均(100点満点中)
【テキスト・参考書】
テキスト:ショパン練習曲集(パデレフスキ版第2巻), スカルラッティピアノソナタ集(リコルディ版),ヒンデミット『ルドゥス・トナーリス』(ショット版)
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