【授業の目的】
作曲 ⅡA で習得したことがらをもとに、和声、対位法の学習を進め、主に楽曲の分析を行う。
【授業の到達目標】
対位法的楽曲の分析ができるようになる。 和声のみならず形式の分析もできるようになる。
【授業概要(キーワード)】
和声 対位法 フーガ 形式 楽曲分析
【科目の位置付け】
基礎科目
【授業計画】
・授業の方法
前半は対位法的楽曲の分析。後半はグループごとに分析する楽曲を決定し、形式や和声の分析を行い発表をする。
・日程
第1回 ガイダンス 第2回 対位法について 第3回 J.S.バッハ《インヴェンション》の分析 第4回 J.S.バッハ《シンフォニア》の分析 第5回 フーガについて 第6回 J.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集》の分析1 第7回 J.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集》の分析2 第8回 J.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集》の分析3 第9回 その他の対位法的楽曲の分析 第10回〜第14回 いくつかのグループの分かれ、作曲 I、IIで学んだ知識を踏まえ楽曲を分析し発表をする。それに伴い、二部形式、三部形式、複合三部形式、ロンド、ソナタなどの楽式を学ぶ。並行して対位法的楽曲の分析も継続する。 第15回 まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
授業内の説明において重要な点はノートに書き取り役立てる。
・授業時間外学習へのアドバイス
宿題として与えられた課題は必ず行うこと。
【成績の評価】
・基準
授業に出席し積極的に学び、その都度課題をこなし基礎的な学習を獲得しているかどうかを評価の基準とする。
・方法
平常点20点+レポート80点 (全授業の2/3以上出席しない者は失格とする。)
【テキスト・参考書】
J.S.バッハ《インヴェンションとシンフォニア》《平均律クラヴィーア曲集第一巻》の楽譜を用意することが望ましい。 参考書:『音楽の理論と実習』島岡譲著 『二声対位法』池内友次郎著 『厳格対位法 第2版 パリ音楽院の方式による』山口博史著
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