【授業の目的】
① 声楽実技の基礎について発声法と呼吸法及び歌唱法を中心に実践的に学習する。 ② 声楽発声の原理を理解し、正しい呼吸法・発声法及び歌唱法を研究する。 ③ ドイツ歌曲及びオペラアリアを中心として、歌曲やオペラの解釈と演奏法・表現法を研究する。
【授業の到達目標】
① 声楽Ⅰ、声楽Ⅱ及び声楽研究Aで学んだ内容を更に発展させ、ドイツ歌曲及びオペラアリアを演奏できる能力を身につけることを目標とする。 ② ドイツ語発音(ディクション)及びイタリア語発音法を習得する。 オペラアリアなどを中心として、歌曲の解釈と演奏法・表現法を身につける。
【授業概要(キーワード)】
姿勢、呼吸、発声
【科目の位置付け】
卒業要件上の選択必修科目
【授業計画】
・授業の方法
個人レッスン(1人当たり30分程度)及びグループレッスンの形態授業を行う。
・日程
授業計画(基本的には個人の進度に応じて選曲していく。下記の計画はその一例である) 第1回:オリエンテーション 第2回:ドイツ語ディクションの習得【子音について】 第3回:ドイツ語ディクションの習得【母音について】 第4回:ドイツ語ディクションの習得【ウムラウトについて:? ? ?】 第5回:F.シューベルトの歌曲:【魔王、糸を紡ぐグレートヒェン】の解釈と演奏法・表現法の研究 第6回:F.シューベルトの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【美しき水車屋の娘】より 第7回:F.シューベルトの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【冬の旅】【白鳥の歌】より 第8回:R.シューマンの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【リーダークライス】より 第9回:R.シューマンの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【女の愛と生涯】より 第10回:J.ブラームスの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【ことづて】など 第11回:J.ブラームスの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【日曜日、教会墓地にて】 第12回:R.シュトラウスの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【万霊節】 第13回:H.ヴォルフの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【散歩、隠棲】 第14回:G.マーラーの歌曲:の解釈と演奏法・表現法の研究【子どもの不思議な角笛】より 第15回:【試演会】まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
①全体授業での方向性を理解し努力したか。5点 ②内容に対する理解や工夫が見られたか。 5点 ③授業に積極的であったか。 5点 ④実技試験 85点 合計100点
・方法
上記の評価の観点に則り平常点(15点)とし、それに複数の声楽担当教員で採点する期末実技試験(85点)を加味し、総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト及び参考書については適宜指示する。
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