音楽史ⅠB
 Music History 1 B
 担当教員:大角 欣矢(OHSUMI Kinya)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
諸民族の音楽(日本の伝統音楽を含む)と西洋音楽史概説
音楽学において、諸民族との関連のなかで、特に西洋音楽史学の概論を、古典派から現代までの音楽の流れをたどりながら教授する。世界の音楽の中で、西洋音楽史を概観することで、世界の音楽や(日本の伝統音楽を含む)、西洋音楽の構造や様式を歴史的に把握する能力を育成する。

【授業の到達目標】
西洋音楽史を概観することで、西洋音楽の構造や様式を歴史的に把握する能力を育成する。

【科目の位置付け】
専門科目 必修

【授業計画】
・授業の方法
テキスト、配布資料、および視聴覚資料などを用いながら講義を行う。
・日程
(1) オリエンテーション 古典派音楽総論
(2) 古典派期のイタリア・オペラ フランスとドイツのオペラ
(3) オラトリオと教会音楽 古典派のピアノ音楽
(4) ベートーヴェンのピアノ作品 古典派の室内楽
(5) 古典派の交響曲 古典派の序曲と協奏曲
(6) 19世紀音楽総論 19世紀のイタリア・オペラ
(7) 19世紀のフランス・オペラ 19世紀のドイツ・オペラ
(8) 国民楽派のオペラ 19世紀のオラトリオと教会音楽
(9) 19世紀の歌曲 19世紀のピアノ音楽
(10) 19世紀の室内楽 19世紀の交響曲
(11) 19世紀の管弦楽曲と協奏曲 世紀末の音楽
(12) 20世紀音楽総論 新ヴィーン楽派
(13) バルトークとストラヴィンスキー 新古典主義
(14) 娯楽音楽 1950年以降の諸潮流
(15) ポスト・モダンの音楽

【学習の方法】
・受講のあり方
テキストや配布資料や視聴覚教材を、自己の経験と比較しながら理解するよう努めてほしい。なお、当然のことではあるが、授業への出席はきわめて重要である。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキスト、ノートなどを参照するとともに、関連文献を読んだり、可能ならば、講義で言及された楽曲をCDで鑑賞するなどして理解を深めることが望ましい。

【成績の評価】
・基準
授業を積極的に受講し、音楽史の内容を把握しているかどうか。
・方法
平常点(出席、授業態度)試験、レポートを加味して総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
テキスト:U.ミヒェルス編『カラー図解音楽事典』白水社
参考書:作曲家別名曲解説ライブラリー全23巻音楽の友社、作曲家◎人と作品全23巻音楽の友社、オペラ解説全集、音楽の友社、「詳説総合音楽史年表」―音楽史を世界の歴史からグローバルにとらえるー(教育芸術社)国立劇場編『日本音楽〈歴史と理論〉』日本芸術文化振興会刊、1974  柘植元一・塚田健一編『はじめての世界音楽』(音楽之友社、1999)等々その都度、指示する。

【その他】
・学生へのメッセージ
テキストや配布資料や視聴覚教材を、自己の経験と比較しながら理解するよう努めてほしい。なお、当然のことではあるが、授業への出席はきわめて重要である。

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