【授業の目的】
芸術普及活動をテーマとして、地域社会に根ざした音楽活動を積極的に展開することの意義を学習する。
【授業の到達目標】
芸術普及活動は、芸術に関心のある観客や聴衆、つまり一部の市民を対象としたものにとどまとどまることなく広く多くの市民を対象とすべきである。そうすることにより、アーティスト自身の社会的な役割や活動の場を広げる可能性も広がる。この授業では、学生がいろいろな演奏形態のグループを結成し、地域社会のいろいろな場面で演奏を行い、地域文化の向上に貢献することをねらいとする。 履修する学生は、地域の様々な施設(学校・病院・介護施設等)へ出向き小さなコンサートを行う。そこで演奏を介して地域住民との触れあいを体感する。これらの活動がもつ意義を実践的に学習する。
【授業概要(キーワード)】
アウトリーチ 芸術普及活動
【科目の位置付け】
卒業要件上の選択科目
【授業計画】
・授業の方法
【事前・事後指導】音楽芸術コース教員が担当する。 【訪問演奏】(集中講義)訪問演奏活動を企画・運営から実践までを体験する。
・日程
1.オリエンテーション・事前指導(2時間) 2.訪問演奏のグループ作り及び練習(10時間) 3.訪問演奏(10時間) 4.まとめ・事後指導(8時間) 合計 30時間
【学習の方法】
・受講のあり方
芸術普及活動の意義をよく理解して受講すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
以下の評価の観点に則り、提出レポートの内容などを踏まえて総合的に判断し、複数教員によって評価する。 ①全体授業での方向性を理解し努力したか。 ②内容に対する理解や工夫が見られたか。 ③授業に積極的であったか。
・方法
学期末のレポート60点と、平常点40点により評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト及び参考書については適宜指示する。
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