ボールゲーム論
 Ball game theory
 担当教員:池田 英治(IKEDA Eiji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 ボールゲームの分類,歴史的変遷,各種目における体力・技術・戦術についての共通性や個別性について解説する.また,トレーニングの体系やその実際,更にはそれらを含む最新のボールゲームに関する科学的知見について概説する.

【授業の到達目標】
 1)ボールゲームの分類,変遷,各種目における体力・技術・戦術の共通性や個別性について理解し,適切に説明できるようになる
 2)ボールゲームにおけるトレーニング体系及びその実際を理解し,それらに関する科学的知見について適切に説明できるようになる
 3)特定のボールゲームに関して,体力,技術,戦術の観点を整理し,合理的なトレーニング法を考案することができるようになる

【授業概要(キーワード)】
ボールゲーム,ルール,特性,競技力,戦術,技術,トレーニング

【科目の位置付け】
 本授業は,スポーツ文化コースの専門科目であり,中学校・高等学校教諭免許状(保健体育)を取得するための選択科目として位置付けられる

【授業計画】
・授業の方法
 1)ボールゲームの分類,変遷,各種目の体力・技術・戦術,トレーニング体系とその実際,及びそれらに関する科学的知識について概説する
 2)主にパワーポイントを用いて講義を進め,必要に応じて視聴覚教材を併用する
 3)特定のボールゲームに関して,体力,技術,戦術の観点を整理し,合理的なトレーニング法について考察する
・日程
 第1回 ガイダンス:ボールゲームとは
 第2回 ボールゲームの定義・歴史・分類1
 第3回 ボールゲームの定義・歴史・分類2
 第4回 ボールゲームの定義・歴史・分類3
 第5回 ボールゲームの競技力について
 第6回 ボールゲームにおける技術・体力についてのプレゼン1【演習】
 第7回 ボールゲームにおける技術・体力についてのプレゼン2【演習】
 第8回 スポーツにおける戦術・戦略について
 第9回 ボールゲームにおける歴史・ルール・戦術についてプレゼン1【演習】
 第10回 ボールゲームにおける歴史・ルール・戦術についてプレゼン2【演習】
 第11回 スポーツにおけるルールについて
 第12回 戦術的アプローチについて
 第13回 ボールゲームに関する最新の研究1
 第14回 ボールゲームに関する最新の研究2
 第15回 総括・授業時試験

【学習の方法】
・受講のあり方
 1)パワーポイントで示される内容についてノートに筆記し,参考図書等を活用しながら重要語句や科学的知見についての理解に努める
 2)授業においては建設的な批判精神をもって聴講し,リアクションペーパーやレポートには合理的な考察を記述するよう努める
・授業時間外学習へのアドバイス
 1)ボールゲームに関するトピックスの動向に注意する
 2)授業内容を十分に復習し,理解を深めるために参考文献を自主的に学習する

【成績の評価】
・基準
 1)ボールゲームの分類,変遷,各種目における体力・技術・戦術の共通性や個別性について理解し,適切に説明できることを合格の基準とする
 2)ボールゲームにおけるトレーニング体系及びその実際を理解し,それらに関する科学的知見について適切に説明できることを合格の基準とする
 3)特定のボールゲームに関して,体力,技術,戦術の観点を整理し,そのトレーニング法について合理的に考察できることを合格の基準とする
・方法
 筆記試験:20%   プレゼン:40%   授業参加度(出席状況,レポート,リアクションペーパー):40%

【テキスト・参考書】
 参考書:シュティーラー・コンツァック・デブラー:唐木國彦監訳(1993)ボールゲーム指導事典.大修館書店

【その他】
・学生へのメッセージ
 積極的な質問を歓迎します
・オフィス・アワー
 初回の授業にて連絡します

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