【授業の目的】
変化する社会と家族・家族関係、様々な側面を持つ家族が、社会の変化と相互に関連しつつどのように変わってきているのか、あるいは変わらないものとは何かなどについて事例やデータを通して理解を深める。
【授業の到達目標】
家族社会学の領域にとどまらず、女性学、霊長類社会学、心理学の知見から得たものを取り込み、各自の『家族』への見方・考え方の構築の一助としたい。
【授業概要(キーワード)】
家族,家族関係 、少子高齢化、未婚化、ジェンダー
【科目の位置付け】
本学科の中心テーマである「生活」に関する専門性を習得することを目的とし、特に家族についての専門的な知識を学び、現代社会における家族関係に関わる課題を解決する実践力や判断力を身につける。また、中・高の家庭科教員免許状取得に必要な科目であり、本コースの専門科目である。
【授業計画】
・授業の方法
集中講義(8月上旬を予定)
・日程
1 オリエンテーション―家族関係学を学ぶ意味 2 家族の起源・成立① 3 家族の起源・成立② 4 家族の動態―データで見る家族 5 配偶者選択―未婚化・結婚の条件 6 配偶者選択―国際比較 7 親子関係―子ども期の発見 8 親子関係―社会化と子どもの発達 9 映像・小説にみる家族関係 10 青年期の家族―パラサイト・シングル 11 青年期と家族―母娘関係 12 家族関係をめぐる諸問題①―生殖革命と家族 13 家族関係をめぐる諸問題②-貧困化と家族 14 家族関係をめぐる諸問題③―DVと家族 15 家族の行方・まとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
授業での積極的参加
・授業時間外学習へのアドバイス
家族に関する参考図書や雑誌・新聞等の関連記事に注目してほしい。
【成績の評価】
・基準
授業概要(ねらい・目標)を達成できたか。
・方法
授業への参加状況(20点)とレポート(40点)、試験(40点)による総合評価
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