【授業の目的】
家庭科の指導力向上を目指し，実践的に教材開発及び指導法を研究する。
【授業の到達目標】
○教育実践実習の成果と課題を明らかにできる。
○子ども理解の視点に立った教材開発と家庭科の指導ができるようになる。
【授業概要（キーワード）】
指導法研究，教材開発，模擬授業，授業研究
【科目の位置付け】
食環境デザインコース「生活文化教育プログラム」の中・高家庭科教員免許取得に必要な科目で，本コースでは「専門科目」として位置付けてある。
【授業計画】
・授業の方法
講義、演習
・日程
1 オリエンテーション・教育実践実習の振り返り
2 生徒の学習意欲を引き出す学習指導とは
3 実践的・体験的学習を用いた指導事例を読む
4 問題解決的学習を用いた指導事例を読む
5 アクション志向学習を用いた指導事例を読む
6 指導案作成①単元計画
7 指導案作成②教材・教具
8 模擬授業と検討①
9 模擬授業と検討②
10 学習評価①評価観の変遷・評価基準と評価規準
11 学習評価②学習指導過程と評価・自己評価と相互評価・ポートフォリオ評価とルーブリック
12 評価規準とルーブリック作成
13 指導案の再検討①
14 指導案の再検討②
15 家庭科教育の現状と課題
【学習の方法】
・受講のあり方
参加型の授業形式である。意欲的に取り組むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
「家庭科研究」（家庭科教育研究者連盟）や指導事例集を自発的に読み、より多くの指導事例を参考にしましょう。
【成績の評価】
・基準
○教育実践実習の成果と課題を明らかにし，子ども理解の視点に立った家庭科の指導法と教材開発の方法を十分に習得できたか。
○教材研究，指導案の作成，模擬授業，模擬授業検討会を行い，実践力を高めることができたか。
・方法
指導案作成（50％） 授業後に課す感想・意見等小レポート（50％）を総合して評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト
中間美砂子，多々納道子編著『中学校高等学校家庭科指導法』建帛社
文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』 または『高等学校学習指導要領解説 家庭編』
『技術・家庭 家庭分野』開隆堂
参考書
中間美砂子編著『家庭科への参加型アクション志向学習の導入』大修館書店
【その他】
・オフィス・アワー
水曜日１２：００～１３：００
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