【授業の目的】
弾性率測定、引張り試験、熱膨張係数測定、およびX線回折法について実験を行う。
【授業の到達目標】
生活環境を快適化するためには、用いられる材料の力学的または物理的特性を把握する必要がある。生活材料工学および生活材料加工学で講義する内容について、実験を通じた居住性の快適化の理解を深める。
【授業概要(キーワード)】
Ewing法、ビッカース硬さ、引張り試験、粉末X線回折
【科目の位置付け】
生活材料工学および生活材料加工学で学んだ内容の実験評価
【授業計画】
・授業の方法
指針に基づいた実験を行う。
・日程
第1回:ガイダンス 第2回:鋼の熱処理 第3回:旋盤加工:引張り試験片加工 第4回:弾性率の測定(1):Ewing法 第5回:弾性率の測定(2):引張り試験法 第6回:延性・脆性フラクトグラフ:引張り試験法 第7回:熱膨張測定(1) 第8回:熱膨張測定(2) 第9回:金属材料の微細組織観察:エメリー研磨 第10回:金属材料の微細組織観察:バフ研磨 第11回:金属材料の微細組織観察:エッチングおよび光学顕微鏡観察 第12回:火花試験 第13回:X線回折(1) 第14回:X線回折(2) 第15回:硬さ試験(ビッカース試験)
【学習の方法】
・受講のあり方
安全を徹底するため、履物および服装について指示することがある。
・授業時間外学習へのアドバイス
各単元ごとにレポートの提出が要求される。
【成績の評価】
・基準
平常点40%+レポート60%
・方法
実験態度およびレポートの各項目の充実(目的、方法、結果、考察)
【テキスト・参考書】
ガイダンス時に指示する。
【その他】
・学生へのメッセージ
実験を通して理解を深めよう。
・オフィス・アワー
水曜日12:00~13:00
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