【授業の目的】
・プログラミング言語C++を用いたプログラミングについて学ぶ. ・クラスの概念を修得する. ・簡単なプログラム作成を通して,プログラムとは何かを修得する. ・選択や繰り返しを用いたプログラムを作成する. ・関数呼び出しを用いたプログラムを作成する. ・クラスを用いたプログラムを作成する.
【授業の到達目標】
・繰り返しや選択等の制御構造を正しく使用したプログラムを作成できる. ・関数呼び出しとそれに伴う変数のスコープを正しく理解した上でプログラムを作成できる.
【授業概要(キーワード)】
プログラミング,C++
【科目の位置付け】
本授業はシステム情報学コース専門教育科目(基礎科目)に該当し,情報科学の分野では必須の道具となるプログラミングについて学ぶものである(地域教育文化学部のカリキュラムポリシー 4).
【授業計画】
・授業の方法
座学だけでなく,様々なプログラムを実際に作成する演習を中心に授業を行う.
・日程
第1回:プログラム開発環境 第2回:入出力および簡単なプログラミング 第3回:選択と繰り返し(if文) 第4回:選択と繰り返し(for文) 第5回:選択と繰り返し(while文) 第6回:応用課題(電卓の作成) 第7回:配列 第8回:2次元配列 第9回:関数 第10回:大域変数と変数のスコープ 第11回:引数の参照渡し 第12回:応用課題(じゃんけんゲームの作成) 第13回:クラスとメンバ変数 第14回:クラスとメンバ関数 第15回:応用課題(クラスの応用),試験
【学習の方法】
・受講のあり方
プログラミングは「習うより慣れろ」で数多くの課題をこなすことが重要である.毎回の課題を確実にこなすこと.
・授業時間外学習へのアドバイス
各自で課題を設定し,できるだけ数多くのプログラムの作成に取り組むこと.
【成績の評価】
・基準
以下の観点で評価する. ・複雑な制御構造のプログラムを作成できるか. ・関数呼び出しやそれに伴う変数のスコープを正しく理解した上で,プログラムを作成できるか. ・クラスの概念を正しく理解しているか.
・方法
試験(40%)およびレポート(60%)により評価する.
【テキスト・参考書】
テキスト: 授業中に資料を配布する.
参考書: 高橋 麻奈 著 「やさしいC++ 第4版」 ソフトバンククリエイティブ 柴田望洋 著「明解C++」ソフトバンククリエイティブ 塚越一雄 著「決定版はじめてのC++」技術評論社
【その他】
・オフィス・アワー
質問は随時受け付けるが,あらかじめ連絡をすることが望ましい.
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