経済学概説B
 Economics B
 担当教員:窪田 康平(KUBOTA Kohei)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
計量経済学の初歩を学ぶ。

【授業の到達目標】
仮説検定を理解する。
実証分析ができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
計量経済学、検定、最小二乗法、パネルデータ分析、因果効果

【科目の位置付け】
中学校(社会)および高等学校(公民)教諭免許状取得のための選択科目

【授業計画】
・授業の方法
受講者に毎回課題を課し、受講者の理解を確認しつつ講義を進める
・日程
第1回:なぜ計量経済学が必要なのか
第2回:データの扱い方─数字に隠された意味を読み取る
第3回:確率論─事象、条件付き確率、確率変数、期待値
第4回:確率論─離散確率変数、条件付き期待値
第5回:確率論─連続確率変数、一様分布、正規分布、t分布 
第6回:統計学による推論─標本平均の性質、大数の法則、中心極限定理
第7回:統計学による推論─仮説検定
第8回:統計学による推論─点推定と区間推定
第9回:中間テスト
第10回:単回帰分析─モーメント法、最小二乗法
第11回:単回帰分析─推定量の性質、標準誤差
第12回:重回帰分析の基本─欠落変数によるバイアス、外的条件の制御
第13回:重回帰分析の応用─ダミー変数、交差項、不均一分散
第14回:パネル・データ分析─差の差の推定法、自己選択によるバイアス
第15回:パネル・データ分析─1階差分法、平均差分法

【学習の方法】
・受講のあり方
・事前に教科書を読む
・毎回出席する
・他人に迷惑をかけない
・疑問があれば質問する
・授業時間外学習へのアドバイス
・課題をやる
・教科書を丁寧に読む

【成績の評価】
・基準
・課題40%
・中間テスト30%
・タームペーパー30%
・方法
・課題
・中間テスト
・タームペーパー

【テキスト・参考書】
テキスト:田中隆一『計量経済学の第一歩』有斐閣 2015年
参考書:大屋幸輔『コア・テキスト統計学 第2版』新世社 2012年

【その他】
・学生へのメッセージ
経済学概説Aを履修していること。
統計学、確率論、多変量解析論を履修済または履修中であることが望ましい。
・オフィス・アワー
授業中に指示する。

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