計算物理学
 Computational Physics
 担当教員:野々山 信二(NONOYAMA Shinji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
近年の物理ではコンピュータは欠かせないツールとなっている。実験ではデータ取得、解析など、コンピュータがなくては研究は出来ない。理論物理では、方程式の数値解や代数解、モデルを立てた詳細なシミュレーションが重要な手法となっている。この手法から、新たに計算物理学という分野も生まれ、実験、理論に続く第三の分野として成り立っている。本講義では、計算物理で必要なアルゴリズム、数値計算の基礎を講述する。

【授業の到達目標】
計算物理学的手法の基礎を身につける。
また、計算機言語、アルゴリズムについて学ぶ。

【授業概要(キーワード)】
数値計算、シミュレーション

【科目の位置付け】
数値計算、シミュレーションの基礎

【授業計画】
・授業の方法
毎回実習形式で行う。
・日程
以下について全15日で講義と実習を進めます。
・アルゴリズム
・計算機言語
・FORTRAN
・数値計算
・乱数
・モンテカルロ法
・量子論
・シミュレーション

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回の実習は必ず全て自分自身で行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業時間内に終わらなかった項目は必ず次の授業までに終わらせること。

【成績の評価】
・基準
試験、レポートにより達成度を判断する。
・方法
レポートと試験。演習は毎週出題され、次々週までに提出

【テキスト・参考書】
テキスト:授業毎に配布する。

参考書:その他授業時に指定する。

【その他】
・学生へのメッセージ
数値計算は単に授業をきいているだけの受け身の学習では身に付かない。最低、週5時間程度の予習、復習が必要である。

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